INTERVIEW 2023.11.10

「Be Athlete」を体現し、メンバーと共にさらなる高みへ。ーBuddy賞受賞者遠藤インタビュー

「Be Athlete」を体現し、メンバーと共にさらなる高みへ。ーBuddy賞受賞者遠藤インタビュー

ギークスグループでは半期に一度、全社員が参加するギークスアワードにおいて、Buddy賞の授賞式が行われます。

Buddy賞とは「挑戦」「楽しむ」「成長」のギークスサイクルを体現し、ギークスのメンバーの行動指針でもある「10の心得」を実践するなど、最も活躍したメンバーに贈られる賞です。社員投票をもとに選出されます。

今回は、2023年度上期のBuddy賞を受賞したシードテック株式会社 IT人材育成事業本部の遠藤に話を聞きました。

目の前のことに全力で取り組み、駆け抜けた半期。

遠藤:シードテック株式会社 IT人材育成事業本部/2021年中途入社。高校で9年間教師として勤めた経験を活かし「Seed Tech School」や「ソダテク」の講師を担当。2023年からは「Seed Tech School」の営業・マーケティング業務を兼任。フィリピン・セブ島在住。

ー改めてBuddy賞受賞、おめでとうございます!最初に受賞を聞いた時はどんな気持ちでしたか?

受賞を聞いたのは、上長の鈴木さんからのサプライズでした。仕事中に「少しトラブルがあって…」と呼び出しを受け、ドキドキしながら待っていると「Buddy賞受賞、おめでとう!」という感じで。膝がガクッとなりましたが(笑)、嬉しいサプライズでした。

正直なことを言うと、「獲るかな」とは思っていました。実際に受賞できてすごく嬉しいですし、メンバーからの評価も加味されているので、これまでの仕事の成果を認めてもらえたのかなと。お世話になった上司や共に働く周りのメンバーにも、感謝の気持ちでいっぱいです。

ー受賞の自信があったとのことですが、どんなことに取り組まれたのでしょうか。

この上期は「個人向けソダテク」のリリースに向け、尽力していました。「ソダテク」は、「未経験からエンジニア転職」を目指せるオンライン型プログラミング学習プラットフォームです。私自身、「ソダテク」の教材内で講師を務め、サービスリリースに向けて奔走し、今年4月に無事に世の中にサービスを提供することができました。

▲会場では、遠藤の受賞者コメント動画が放映されました

ーギークスアワード当日は残念ながら会場には来れず、事前に受賞者コメントを動画で撮影することとなりました。動画の中ではどのようなことを伝えようと考えていましたか?

まずはお世話になったメンバー・先輩方への感謝の気持ちを伝えたかったです。
また、ギークスアワードは日頃仕事ではなかなか接点を持ちづらいグループ会社の皆さんに自分を知ってもらえる機会でもあるので、セブ島からメッセージを送ることで、「東京とセブも繋がっているんだよ」ということ、「フィリピンにいる僕らもギークスグループの一員だという想いを持っているんだよ」ということは伝えたいなと思っていました。

ー会場の様子はオンラインでご覧になっていたんですよね。上長である鈴木さんからのコメントもありましたが、どのように感じましたか?

上長の鈴木さんからお祝いのコメントをいただいて、日頃の自分の努力や成果をしっかり観てくれているんだと感じたのと、Buddy賞をいただいたからには「もっと頑張らないと」と気が引き締まりました。
コメント動画は、移動時間の関係で祝賀会場の日本食レストランに向かっている最中に、セブのメンバーみんなでバスの中で観ることになり、ある意味忘れられない思い出になりました(笑)。

▲お祝いコメントを贈る上長の鈴木

「死ぬ時に後悔したくない」という想いから、シードテックに入社し、フィリピンへの移住を決意。

▲共にフィリピンで働く日本人メンバーとの写真

ー遠藤さんは入社して丸2年が経つとのことですが、シードテックへの入社の経緯を教えてください。

大学卒業後、9年間、高校の先生だったんです。そんな中、思い立ってプログラミングを学んだことをきっかけに、自分のスキルとして持っていた教員の力と、新たに身につけたプログラミングの知識を武器に、新しい環境にチャレンジできたら、という想いから転職活動をしました。

シードテックに内定をもらってから高原さんとお話する機会があったんですが、高原さんの「教育に対する熱い想い」に感銘を受けたこと、フィリピンのセブ島でのキラキラした生活に心惹かれたことから、入社を決意しました。海外に移住することになるので覚悟は必要でしたが、最後の決め手は「死ぬ時に後悔したくないな」という想いでした。

▲ギークスアワードで、遠藤の名前を読み上げるシードテック代表取締役社長の高原

ー上長である鈴木さんからのお祝いコメントでは、「実は遠藤さんは双子なんじゃないか、と噂されるくらい忙しい中、ものすごい行動量で仕事をこなしている」というコメントもありましたが(笑)、現在はどのような内容のお仕事をされているのでしょうか?

IT留学の講師として生徒の皆さんへの講義や生活面でのサポートを行いながら、営業・マーケティングの全般、「ソダテク」の講師を担当しています。
元々はIT留学の講師のみ、という形だったのですが、「将来的にはマネジメントも経験してみたい」と上長に話し、まずは1つ目のステップとして、「Seed Tech School」全体を見れるように、営業とマーケティングを担当するようになりました。

▲「ソダテク」で講師を務める遠藤

ー日本の高校教員からフィリピンのセブ島でIT留学の講師を務めるようになり、環境の違いは大きかったと思います。実際にセブ島で働いてみて、いかがですか?

当時の自分の選択は本当に間違っていなかったな、と日々実感しています。教員の頃には体験できなかったことをさせてくれている会社には感謝しかありません。

成長した点としては格段に世界観・視野が広がったことが大きいですね。元々は日本で生まれたから、日本でそのまま生涯を終えるんだろうな、とぼんやり考えていたんですが、将来は海外で暮らしていきたいという気持ちも今芽生えています。

日本人はもともと几帳面な性格ですが、フィリピン人は楽観的な性格が多いんです。なので、暗黙の了解ではなくしっかりルールを作って共通認識を持たせる、などは日本ではなかなかできない経験だと思うので、面白いなと思いますね。

▲「Seed Tech School」生徒との記念写真

ー幅広い領域をご担当されているなと感じたのですが、仕事のやりがいはどんなところに感じていますか?

これまでの教員としての経験から培った指導力や留学生との対話力、プログラミング力が自分の強みだと思ってるので、「シードテックは自分のための会社なんじゃないか?」と思うくらい、身につけた力を存分に発揮できるという環境で、日々やりがいを感じています。

ー一方で、難しさや苦労した点もあるのでしょうか。

やはり、会社である以上、利益はしっかり追求しなければなりません。目の前のお客様の満足度にフォーカスして追求するという、教員経験からくるマインドは少し変えていかなければならないなと思っています。
メンバーと話す中で、視座が上がってだんだんと見えてきた部分でもあるので、そこに対してどう向き合っていくのかが今後の課題の1つであり、伸び代かもしれませんね。

ー今後の目標についても教えてください!

1番の目標は、「IT留学の完全復活」ですね。新型コロナの感染拡大によってロックダウンが起き、一時はそもそも渡航ができない状態に追い込まれました。流行が落ち着いて以降は順調に留学生も戻ってきているので、このまま盛り上げてコロナ前の状態を超えていきたいなと。私が所属しているIT人材育成事業本部でも、チームとして掲げている目標なので、達成のために一丸となって取り組んでいきたいなと思います。

▲「Seed Tech School」生徒との記念写真

「Be Athlete」のマインドで、事業・チームを前進させていきたい

ーシードテックが掲げる行動指針の中で大切にしているワード?はなんでしょうか?

シードテックグループには、「Inspire the Next Seed for Everyone」というミッションのもと、「Be Athlete」「Go World」「Enjoy Everything」という3つの行動指針があります。全て意識して仕事に取り組んでいますが、中でも特に大切にしているのは「Be Athlete」です。
意味合いとしてはそのまま、「アスリートとして仕事をしよう」です。この妥協しない姿勢を、メンバーそれぞれが体現しているなとすごく感じていますし、そういう背中を見て私もこの言葉は特に大切にしています。

この半期を振り返ると、IT留学の受け入れで1日6時間講師をやりつつ、プロジェクトの立ち上げなど、妥協することなく走り抜けたなと思っています。「Be Athlete」を体現した働き方ができていたんじゃないかと思いますね。

ー今後のキャリアイメージについても教えてください。

将来的にはマネジメントをする立場になりたいという目標を持っています。そのためには「どういう風に声をかけたら、この人は動いてくれるか?」など、もっと仲間やメンバーのことを知ることが重要だなと思っています。
また、サービスを盛り上げていくにあたっての営業力やマーケティングの知識を伸ばしていかなきゃいけないなと思っていますし、「Seed Tech School」をもっと学校にしたい!と思っています。やりたいことはたくさんありますね!

ー学校にしたい、と言うと…?

例えばですが、通信制の学校に通う高校生が、 セブ島に1年間来て、高校の単位が取れるみたいな仕組みができたら面白いですよね。午前中は国語や数学、社会などの一般的な授業もやりつつ、午後は英語とプログラミングの授業が1日1時間あって。それがしっかり学校として通った実績になり、単位も取れる、みたいな。多様性が広まっていく社会の中で、日本の文化に馴染めない子もいるかもしれないですし、社会貢献にもなりますしね。

ーなるほど。ぜひ実現してほしいですね!楽しみにしています。最後に、共に働くシードテックのメンバーへメッセージをお願いします!

いつもチームを大切にするメンバーが大好きです。これからがセブ島IT留学の完全復活幕開けです。「俺たちは強い」という気持ちを持ち続けて、多くの生徒さんのライフシフトを実現していきましょう。Let’s Be Athlete!

ーありがとうございました!

お祝いコメントでもあった「誠実で、いつも笑顔でメンバーに配慮している」という言葉がぴったりなお人柄を持つ遠藤さん。「Be Athlete」を体現しながら、事業・メンバーを牽引していく姿勢に、ワクワクするインタビューでした。今後のご活躍も楽しみです!

(おまけ)フィリピン在住っぽい写真。