INTERVIEW 2024.04.17

教育チームが語る、ギークス内定者研修とは

教育チームが語る、ギークス内定者研修とは

ギークスのIT人材事業本部は、「働き方の新しい『当たり前』をつくる」を事業ミッションに掲げ、ITフリーランスの働き方を支援し、企業とマッチングするサービスを展開しています。

IT人材事業本部には今年度14名の新卒社員が入社。内定者研修を受講し、社会人としてのベーススキルを備えた上で入社の日を迎えました。

今回は、内定者研修の内容を教育チームの田岡、武藤にインタビューしました。

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「学生」から「社会人」へ変化を遂げる基礎づくり

▲研修プログラム

2024年度新卒社員を対象とした内定者研修は、内定式後の昨年10月からスタートし、10月から3月まで毎月1回(3月は2回)の計7回実施しました。

前半はビジネスマナー研修など、学生から社会人になる上での基礎を身につける研修です。

田岡「電話応対や名刺交換などといったビジネスマナーや、社会人として大切にしてほしいマインド、活躍するビジネスパーソンの思考術などをレクチャーしました。入社後に専門的な知識をインプットすることになるので、内定者研修では基礎をしっかり固めることを大切にしていました。」

武藤「ここ数年で最多の内定者で、首都圏以外に住んでいた方も多かったので、オンライン研修をベースに、何度も確認してもらいたい内容は動画にして公開し、習熟度を図るテストはオフラインで開催するなど、実施スタイルには気を配りました。」

ギークスのカルチャー理解

内定者研修中盤では、マーケットや技術知識の理解、そしてギークスを理解するための研修が行われました。

武藤「ギークスについての理解を深めるために、IT人材事業本部の各部長が登壇し、自部門の業務内容や目指す先、仕事に対する想いについて話してもらいました。また、『社会人としてギークスで働く』ことに対してのイメージをしっかりと持ってもらうために、部長だけでなくリーダーやメンバーにも参加してもらい、自身の経験や社会人としての心構えを伝えてもらいました。」

田岡「質疑応答の時間が全く足りず、研修時間内に答えられなかった質問は全て教育チームで回答しました。正直ちょっと大変でしたが(笑)、内定者の意欲が伝わりとても嬉しかったですね。

研修を重ねることで、徐々にではありますが、意識が学生から社会人に変化していると感じました。また、研修時間外に内定者同士で自発的に意見交換をしたりと、同期の絆も深まっている様子でした。」

IT人材事業本部長による営業研修

▲研修最終日の様子

内定者研修の最終回はIT人材事業本部長の成末が研修講師を担当。事業本部長自らが内定者に営業の基礎をレクチャーするという貴重な機会となりました。

武藤「これまでの研修の総括として営業ロープレを実施しました。学んだ知識をもとに、対応力や瞬発力が問われる時間だったにも関わらず、その挑戦を楽しんでいる姿が印象的でしたね。」

田岡「教育チームも成末さんも、内定者の自主性を大切にし、楽しみながら学べる場にしたいという共通認識を持って最終日に臨んでいました。内定者の満足度も非常に高く、社会人になることへの楽しみやワクワク感を持って入社式を迎えられたようでとても安堵しました。」

内定者研修を担当した教育チームの想い

教育チームとして初めて実施した内定者研修。田岡、武藤自身も多くの学びがあったと話します。

田岡「私自身、中途入社社員のオンボーディング経験はあったものの、学生に向けた研修は初めてだったので、『内定者が何がわからないかを認識する』ことに最初は苦戦しました。それでも、伝えたい内容をどうしたら理解してもらえるか、理解度を高めるためにどういう工夫をすべきかを武藤さんと共に考え、しっかりと形にして提供できたのは教育チームとして非常に良い経験でした。」

武藤「より良い研修を実現するために、教育チーム発足当初から準備を重ねてきました。過去の内定者研修のプログラム理解はもちろん、入社2,3年目の新卒入社社員や各部門へのヒアリングを行い研修内容の取捨選択をしました。動画コンテンツの導入など初の試みもいくつか実施し、前年に比べテストの合格率が上昇するなど一定の効果を出せたと感じています。」

最後に、内定者研修を通じて、二人が伝えたかったメッセージについて聞きました。

武藤「とにかく臆せずやってみようというスタンスですね。社会人1年目は、できなくて当たり前です。不安な気持ちから何もせず線を引いてしまい、可能性を潰してしまうことが一番もったいない。失敗も成功も、行動した経験は全て成長するための糧になります。動くことの大切さ、まずやってみるというスタンスの重要性を伝え続けたつもりです。」

田岡「スタンスを教え込んでいくのではなく、同じ目線に立って伝えることを大切にしていました。最初は発言の数もそこまで多くなく、話す人に偏りがありましたが、研修を重ねるにつれ全員が積極的に発言するようになり、研修への取り組み方にも大きな変化が表れました。働き方の新しい『当たり前』をつくるという事業ミッションの実現に向け、そして自身の成長のためにも、挑戦を恐れないスタンスは持ち続けてほしいなと願っています。」

入社後は1ヶ月間の研修を経て、各部門に配属となる14名の新卒社員たち。教育チームや、入社式で経営層から伝えられた想いを胸に頑張ってくれることでしょう。

彼らの成長にどうぞご期待ください。