INTERVIEW 2022.10.26

周りと比べず、常に自分の理想を目指して ーBuddy賞受賞者Yamadaインタビュー

周りと比べず、常に自分の理想を目指して ーBuddy賞受賞者Yamadaインタビュー

ギークスグループでは半期に一度、全社員が参加するギークスアワードにおいて、Buddy賞の授賞式が行われます。

Buddy賞とは「挑戦」「楽しむ」「成長」のギークスサイクルを体現し、ギークスのメンバーの行動指針でもある「10の心得」を実践するなど、最も活躍したメンバーに贈られる賞です。社員投票をもとに選出されます。

今回は、2022年度上期のBuddy賞を受賞したIT人材事業本部のYamadaに話を聞きました。

予期していなかった受賞、自分を認め周りに感謝する機会に

Yamada
2020年新卒入社。入社後はEP(エンジニアパートナー)部に所属し、ITフリーランスのキャリアアドバイザーとしてITフリーランスが案件に参画するまでのサポートを行う。誰に対しても丁寧で親切な対応をする優しい人柄と、客観的な視点からの的確なアドバイスには定評があり、社内外から頼られる存在。2021年5月からはIT人材事業本部広報チームとして社内コミュニケーション活性にも尽力している。2020年度新人賞受賞。

まずはYamadaに、Buddy賞に選出された率直な気持ちやアワード当日の心模様について、話を聞きました。

ー受賞おめでとうございます!Buddy賞受賞を知ったときの率直な気持ちを教えてください。

本当にびっくりしました。嬉しいよりも驚きの方が強かったです。オンライン受賞者発表会は社内で視聴していたのですが、目の前で視聴していた上司が泣いてくれている姿や、大騒ぎで喜んでくれている周りの様子を見ても、どこか他人事の気持ちでした。それくらい、全く予想していなかったんです。

これまでEP部の先輩たちが受賞をしてきていたので、いつかは獲らなければいけない賞だとは思っていましたが、意識しすぎると空回りする性格なので考えないようにしていました。周りのみんなが自分ごとのように喜んでくれている姿を見て、受賞をじわじわ実感して、嬉しさが込み上げてきましたね。

ー社員投票では「No.1しか興味ない」を体現したその姿勢や、大きな成果を出し続けていたことを支持するコメントが多かったと聞きました。振り返ってみて、2022年度上期はどのような半年でしたか?

個人的な成果で言うと、昨年度から継続して同じ成果を出していたので特に変わりがないんです。ただ、2022年度上期は事業部として見ると少し苦しい時期だったので、そうした状況でも自分のペースを維持して結果を出し続けられたことは良かったのかもしれません。

元々、自分自身の理想に対してどうだったかを評価して動くので、周りからの影響をあまり受けないタイプなのかもしれないです。どこか完璧主義なところもあるので、自分に対する期待値や「こうありたい」のために手を抜くことはありませんでした。そういう意味では、過去の自分や理想の自分と向き合い続けた半年でした。

ーギークスアワード当日、受賞者としてステージに登壇した時の気持ちを教えてください。

壇上でお祝いの言葉を伝えてくれた上司が受賞者発表会の時のように泣きそうになっていたので、「しっかりしなきゃ」と思っていました(笑)。もちろん嬉しかったですが、「全体の場でお話しできる機会は少ないので、しっかり想いを伝えなければいけない」という気持ちが強かったです。

アワードという特別な場所に来れたことで、みんなから認めてもらえたのだな、周りのみんなの応援があってこの場に来れたのだなと実感できました。完璧主義で自信を持ちづらいタイプなので、自分を認める良いきっかけになる、本当にありがたい機会でした。

EP部のメンター、事業部広報として組織に価値を提供

新卒入社して3年目。メンターを務めたり、事業部広報として社内コミュニケーションの活性化を担うなど、仕事の領域を広げています。入社してから今までを振り返りつつ、EP部での具体的な業務内容について伺いました。

ー新卒3年目という今ですが、ギークスに入社を決めた理由を教えてください。

最終選考の際に、曽根原社長に「組織のために貢献したい」という思いを認めてもらえたことが一番の理由です。

学生時代の経験から、所属する組織に対して還元したい、貢献したい思いが強くあったため、自分らしく楽しく働くためには「自分が所属する組織を好きである必要がある」と考えていました。顧客のため、社会のためという気持ちももちろんありますが、何よりも「一緒に働くメンバーや好きな組織のために働きたい」という価値観を強く持って就職活動に臨んでいたものの、他の企業の面接では共感してもらえることがなかなかありませんでした。

そうした中で、曽根原社長に「その想いが組織や自分の成長につながる」と話してもらったことに、ストンと納得した感覚がありました。曽根原社長の考え方はもちろん、10の心得やギークスサイクルというギークスで働く上で大切にしている価値観や、そうしたものを体現して働くメンバーに惹かれて入社を決めました。

ーYamadaさんが行っている業務内容について教えてください。

入社から一貫して、EP部のキャリアアドバイザーとして、ITフリーランスの方の仕事探しの支援を行っています。初めてギークスに相談される方、長くお付き合いのある方など状況は様々ですが、ITフリーランスご本人のご経歴、チャレンジしてみたいこと、今後のビジョンなどを踏まえて、どのような案件であれば希望が叶えられるのかを一緒に考え、その方の志向に合った案件からオファーをいただけるように努めています。

ー後輩が増えて、メンターとしてメンバーを導く機会も多くなってきていると思いますが、どのようなことを意識して関わっていますか。

しっかりと向き合って、相手にとって良い方法やプランを一緒に考えることです。これはITフリーランスの方とのやりとりでも大切にしています。頼りにしてくれたら嬉しいですが、相手が独り立ちをするときに困らないように、しっかりと自分の意志で判断・行動ができるようになってほしいという気持ちで向き合っています。
自分がメンバーを育てている感覚は無く、常に相談役・味方でいたいと思っています。

ー所属している広報チームの活動も、メンバーのための取り組みの1つだと思います。広報チームの取り組みや想いについて教えてください。

広報チームは事業部コミュニケーションの活性化を担っており、社内イベントの実施や事業部通信というメンバーの個性が知れるコンテンツの発信などを行っています。IT人材事業本部の業務は社内の密なコミュニケーションも非常に大切で、各部署との連携が必須です。業務外のコミュニケーションを充実させることが、業務にも大きな影響を与えるため、大切な役割を担っていると考えています。

私が入社したのは、新型コロナウイルス拡大によって初の緊急事態宣言が出された年の4月でした。研修など様々な取り組みがオンラインになり、わからないことを先輩に直接聞けなかったり、飲み会などの業務外の気軽なコミュニケーションの場が無かったことで大変だった場面が多く、社内コミュニケーションの難しさを痛感しました。

繋がりの大切さを実感したからこそ、広報チームの取り組みでそうした場を実現したいと考えて様々な取り組みを実施しています。広報チームの仕事もとても楽しいですね。EP部の業務とは別の形で価値提供出来ていることが、自信にもつながっています。

ーYamadaさんの下半期の目標を教えてください。

下期からユニット長というポジションについており、自チームのメンバーの育成を担う役割になりました。自分がやってきた良い習慣を言語化し、ナレッジとして伝えていくことで、高い成果を出せるメンバーを育てていくことに力を注いでいきたいです。

「妥協のないつながり」を大切に、相手と向き合う

Buddy賞はギークスの行動指針でもある「10の心得」を実践している姿も評価基準のひとつとなっています。最後に「10の心得」にまつわる話を聞きながら、Yamadaさんが思い描く未来について語っていただきました。

ーYamadaさんが一番好きな、自分が大切にしている「10の心得」を教えてください。

就活中からずっと好きなのは「妥協のないつながり」「想いを語る」「出る杭を讃える」です。その人のためになることは言いづらいことも、しっかり伝えた方が良いと思うので、「妥協のないつながり」は私のスタンスに合っています。

仕事となると建前と本音を使い分け、伝えたいことを我慢する場面もあるという認識が一般的かなと思っていますが、組織として良い方向に進むために妥協せず話し合うこと、想いを語ることを大切にしている価値観があるのはギークスの良い文化だと思っています。

ーでは、「妥協のないつながり」を実践した具体的なエピソードがあれば伺いたいです。

後輩指導の場面では特に意識しています。後輩の成長を期待して、時には厳しい言葉をかけなければいけない時もあります。相手の気持ちが落ちてしまったり、自分がパワーを消耗するので正直あまり好きなことではありません。しかしそれが相手のためになることであればしっかり言うべきだと思い、伝えるようにしています。「妥協のないつながり」を大切にしている良い組織文化だからこそ、できていることだと思っています。

ー「10の心得」に限らず、仕事で大切にしていることはありますか?

良い意味のマイペースさです。周りを気にせず、目標に対して自分の現在値がどこなのか、目標達成のために何をすべきかを都度考えるようにしています。やってきたことをしっかり振り返り、良かったことや反省点を言語化することも大切にしています。

セルフコントロールも大事にしていて、入社以来、体調不良で休んだことがありません。有給休暇はすべて趣味に費やしており、有給取得日数も多いので褒められます(笑)!

ーエピソードから、「『遊ぶ』も全力!」を体現しながら活躍されていることがわかりました(笑)。それでは最後に、この先の未来をどのように描いているかを伺えればと思います。

周りのメンバーに良い影響を与える人であり続けたいです。「Buddy賞を受賞したのに成果が上がらない」というのは格好悪いので、良い影響を与える人でありたいという想いを強く持ち、自分の理想に近づけるように努力を続けていきたいと思っています。

ありがとうございました!

周りと比べずに自分の中の高い理想に向き合い続ける愚直な姿勢をもつ傍ら、周りの人々を想って出来る限りの行動をするというバランスを持つYamadaさんだからこそ、高い成果や周りからの信頼を得ているのだと実感するインタビューでした。改めて、受賞おめでとうございます。これからのますますのご活躍を期待しています!