業界を牽引するようなマーケター組織へーBuddy賞受賞者 中西さんインタビュー
ギークスグループでは半期に一度、全社員が参加するギークスアワードにおいて、Buddy賞の授賞式が行われます。
Buddy賞とは「挑戦」「楽しむ」「成長」のギークスサイクルを体現し、ギークスのメンバーの行動指針でもある「10の心得」を実践するなど、最も活躍したメンバーに贈られる賞です。社員投票をもとに選出されます。
▼ギークスアワード
今回は、2023年度下期のBuddy賞を受賞したIT人材事業本部 マーケティング部の中西さんに話を聞きました。
念願だったBuddy賞。お世話になったメンバーに伝えたかった想い
中西:IT人材事業本部 マーケティング部/2018年新卒入社。
営業部、CS部を経験し、現在はマーケティング部において法人向けのマーケティング業務全般を責任者として担当。マーケターとしてプロフェッショナルであるために、入社以来毎日、業務開始前にインプットや勉強の時間を作り、組織に還元することに尽力している。趣味は麻雀・日本酒・サウナ。
ー改めて、受賞おめでとうございます!Buddy賞として、EP部の結城さんからサプライズで名前を読み上げられました。その瞬間の率直な思いを教えてください。
名前を呼ばれた時は、とにかく驚きが強かったです。今期こそは獲りたいと思いつつも、当日名前を呼ばれるまで一切「匂わせ」がなかったので、本当にサプライズなんだと実感しました(笑)。驚きの後にようやく嬉しさが込み上げてきて、壇上に登るまでは「この後のスピーチで何を話そう」とずっと考えていました。
これまで、営業・CS・マーケといろいろな部署を経験していく中で、Buddy賞の受賞というのは、一つの大きな目標でした。お世話になっている先輩方や上長にも「早くBuddy賞を獲りたい」という話をしていたので、ようやく念願が叶って嬉しいですし、遅くなってしまった申し訳なさも感じていました。
ーギークスアワードは秘密保持が徹底されていますからね(笑)。驚きも大きかったとのことですが、ステージに登壇したとき、どのような想いでスピーチをされたのでしょうか。
一番伝えたかったのは、自分を育ててくれた先輩方やメンバーへの感謝の気持ちです。
2018年に新卒で入社し、他事業部の方々も含めていろんな方にお世話になったので、まずはお礼を伝えようと思っていました。壇上に登ってこれまでを振り返ると、まるで走馬灯かのようにいろいろな思い出が蘇ってきて。改めてたくさん成長させてもらったなと感謝の気持ちでいっぱいでした。
その上で、営業部・CS部を経たからこその話や、マーケティング部の仕事や今後の意気込みを話したいと思っていました。
お祝いコメントを下さった小島さんとは、営業部の時にバディのような形で仕事をさせていただいていて。叱るべきときには叱ってくれ、「成果を出す楽しさ」を教えてくれた方なので、お祝いコメントをいただいた時は感動しましたし、本当に嬉しかったです。
ー受賞後、仕事に対する気持ちなどに変化はありましたか?
明確に気持ちが変化したというよりは、より一層頑張りたいという気持ちが強いです。
目標とはしていたものの、Buddy賞を獲るためだけに働いてきたのではなく、ずっと本気で仕事に向き合ってきました。会社からは中間評価とエールをいただいたと思っているので、これからも浮かれずに頑張りたいなと思っています。
また、今後は後輩に獲ってほしいという気持ちもあります。頑張っているメンバーに、この受賞の喜びを味わってもらえるよう、サポートしていきたいです。
マーケティングという仕事の面白さ
ーここからは、中西さんの仕事について聞かせていただきたいと思います。入社から現在までの、業務内容について教えてください!
2018年に新卒で入社し、営業部・CS部・マーケティング部と様々な部署を経験させていただきました。現在は、法人向けのマーケティング業務全般を責任者として担当しています。
ギークスにおけるマーケティング部の役割は、事業やサービスの方向性を指し示すことだと自負しています。営業部・EP部・CS部のメンバーがそれぞれ顧客と接していく際の武器を用意することが求められていると思っているので、現場の状況をしっかりと把握し、私たちがどう見せていきたいのか・今どう見られているのかをすり合わせ、適切な訴求方法を検討した上で、各部署が自信を持って営業できるよう施策を練っています。
ーマーケティングという仕事のやりがいについて教えてください。
広告戦略などの施策がヒットし、目に見える成果として表れた瞬間は嬉しいですし、やりがいを感じます。
とは言っても、目に見えるまで時間はかかります。今月実施したことがすぐ成果として出るわけではなく、小さな施策の積み重ねから導かれるものでもあるので、成功パターンをしっかり分析し、次にどう繋げていくかを考える必要があります。難しいですが、この難しさすらもやりがいになっていますね。マーケティングという仕事の面白さを日々実感しています。
ーすぐに成果が出ない、となるとモチベーションにも影響してきそうです。どのようにモチベーションを保たれているのでしょうか?
私が楽しいと感じる瞬間の一つに、「新しい知見を得られた時」があります。施策を検討していく中で、知識をインプットしたり他社の事例や考え方からヒントを得たり。そうして必死に考えていく中で視座が上がっている実感が湧いた時にモチベーションが上がるので、むしろ性に合っているかもしれないですね(笑)。まだまだ改善余地があると思っているので、引き続き頑張りたいです。
想いを語り、組織・サービスを前進させていく
ー仕事において大事にしている10の心得とその理由を教えてください。
「想いを語る」ですね。私自身、言葉選びがうまくできない・口下手な面があると自覚しているので、なるべく多くコミュニケーションを取って、相手にとっても自分にとっても納得のいく形で進められるよう、対話を重ねることを意識しています。
また、これはギークスのカルチャーだと思いますが、メンバーは仕事に熱くて真面目な人が多いんです。マイナスな事態が起こった時も、後ろ向きに考える人はいなくて、「こうあるべきだったよね」「次はこうすると良さそう」など、想いを言葉にして、みんなで頑張ろうという空気感を作れる人たちばかりです。そんな文化だからこそ、メンバーがどういう想いで仕事に取り組んでいるのかを知ることができますし、自分も新たな目標ができたり、仕事への向き合い方の参考になったりと、ポジティブな影響を受けています。
想いを語り、その空気が伝播していくことで、もっと良い組織になっていくと思いますし、ギークスの認知をもっと拡大させていくためにも、「働き方の新しい『当たり前』をつくる」という事業ミッションの実現のためにも、この心得は大切だなと感じています。
ー「10の心得」以外で大切にしているコンピテンシーなどはありますか?
自責の念を持つことです。営業部やCS部での経験も含めて、プロとして仕事を任せていただいている以上、介在価値をどう発揮するのかは重要です。たとえ、外的要因でうまくいかなかった場合においても、他責で終わらせるのではなく、「なぜできなかったのか」「自分にも何かできたんじゃないか」「この反省を生かして次にどう動くか」のサイクルを回し続けています。
ー今後の目標についても教えてください!
マーケティング部は、未経験で配属されたメンバーが多い部署です。どうすれば成果が出せるか、成功パターンを作っていけるか、メンバー一人ひとりの何らかの答えを見つけることが今期の目標としてあります。
中長期的な目標で言うと、業界を牽引していくようなマーケター組織にしていきたいという想いがあります。新しいものをどんどん吸収して、それを自社に合う形で落とし込んでいく。このサイクルはずっとやり続けていきたいなと思っています。事業部の指揮をとっていけるような、組織を成長させられるような存在になれたらと思っています。
ーご自身が描く未来を達成するにあたって、成長しなくてはと思っているポイントはありますか?
個人的には3点あると思っています。
1点目は、インプット・アウトプットを繰り返すこと。マーケティング、人材業界、世の中の動きについても、まだまだ知識が足りていないと感じています。他社のマーケターと話したときに、自分の粒度の荒さや見ているものの違いを痛感することもあります。
他の人たちが知っているのに自分は知らないという状態だと、考えられる幅も変わってきます。良いアイデアを生み出すためにも、引き出しを多く持っておきたいですね。そしてそれをギークスのアウトプットとして形にしていきたいと思っています。
2点目は、顧客解像度を上げていくこと。アプローチを検討する際に、お客様が何を考え、どう動いているのかなどを現場感として知っておく必要があるので、なるべく社外のイベント等にも出向いて、コミュニケーションを取っていきたいと考えています。
3点目は、成果を上げる仕組みを社内で作ることです。目指すゴールは結果的に同じなはずなのに、連携がうまくいかず、認識の齟齬や目標のずれが出てしまう場面を経験してきました。部署間の連携を深め、目線を合わせられるような仕組みを作りたいですね。
ーありがとうございました!
入社以来毎日、業務開始前にインプットや勉強の時間を作り、組織に還元することに尽力している中西さん。中西さんの目指す「業界を牽引するマーケター組織」の実現がより楽しみになるインタビューでした。
改めて、Buddy賞受賞おめでとうございます。今後の益々のご活躍に期待しています!
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