SDGsへの取り組みを共有し、何ができるのかを考える。SDGs MEET UPイベントを開催しました!
ギークスの本社オフィスがあるWeWork渋谷スクランブルスクエアには、さまざまな業種や事業規模の会社が入居しており、日々企業間の交流が行われています。
今回、WeWorkとのコラボ企画としてSDGsにまつわるイベント「SDGs MEET UP」を開催しました。WeWorkの他拠点からもお越しいただくなど、多くの入居メンバーにご参加いただいた当日の様子をレポートします。
ー開催の背景
ギークスでは、ESG経営を進めていく中でのサスティナビリティ推進の観点から、SDGsへの取り組みの一環として、「SDGs 17Action プロジェクト」や「Well-being Week」など、様々な取り組みを行い、活動を推進してきました。
▼過去の取り組みはこちら
https://note.com/geechs/m/m0c83c5745dde
メンバー主導で企画を立ち上げ、部門横断型でプロジェクトを進めてきた経験をもとに、WeWorkをハブとし、他企業と連携しながらサスティナビリティ活動を進められないか、SDGsについてインプットを深め、情報交換できる機会をつくれないか。そうした想いから、このイベントの企画は始まりました。
WeWorkとの打ち合わせを重ねる中で、入居企業の多くが「社内で何か取り組みたいけれど、いいアイデアが生まれない」「社内に活動の意義がなかなか浸透せず悩んでいる」「他企業がどのように考えているか知りたい!」という声が挙がっていることを知り、ミートアップというイベント形態をとりました。
ー当日のイベントの流れ
ギークスの広報チームで、SDGsアンバサダーの佐々木が当日のモデレーターを務め、ギークスがこれまで取り組んできたサスティナビリティ活動について共有。ESGステートメントや5つのマテリアリティ、メンバーレベルでの取り組み、2022年に初めて発行したCSRレポートなどについて説明し、ワークへと移行しました。
4人ほどを目安にグループに分かれ、「SDGs」に起因する各企業の困りごとや不安点を共有し、他社の活動状況や課題感を把握する時間を作りました。課題解決を目指す、というよりは「SDGsへの困りごと」を話題に、それぞれに企業間の交流を深めることを意図していました。
「世界では当たり前のことのように報じられているが、社内ではまだまだ認識が薄い」
「メンバーをどのように巻き込めば良いのか悩んでいる」
「SDGsと事業がどのように連動しているのか、説明が難しい」
各社のサスティナビリティ推進担当者のコミュニティを広げていくという意味では、課題感の共有からコミュニケーションを進めていくという切り口は一定の効果があったように思います。自社で取り組んだ事例を他社に共有することで、課題解決のヒントを提供する対話が生まれたことは大きな価値でした。
イベントの最後には、WeWorkと私たちでできることを考えました。
フレキシブルオフィスに入居していることによって、例えば、CO2の排出量や再生エネルギーの利用状況、ゴミのリサイクル率などは入居企業側のコントロールが難しい状況です。そこで、このイベントでのインプットを参考にアイデアを出し合いました。
「電車の弱冷房車のように、部屋ごとに温度を変えてみる」
「深夜帯など電力を使えるエリアを限定する」
「障害を持つ方の視点を実際に体験できるようなイベントを実施する」
各グループにWeWorkのコミュニティメンバーも参加し、実現できるかどうかも含めて活発に意見交換しました。
ー参加者の声
今回、ギークスとして初めてWeWorkとコラボレーションしたイベントということもあり、一抹の不安を抱えながら企画を進めていきましたが、予想を超えて多くの方々に集まっていただき、充実したイベントとなりました。
参加者からもたくさんの嬉しいお声をいただきました。
「他企業のサスティナビリティ推進担当の方とお会いし、情報交換できて、とてもありがたかった。」
「SDGsについて漠然としか考えておらず、じっくりと考え、自分なりの意見を深める時間を持つことができ、良い機会だった」
「今後も同様のイベントがあればぜひ参加したい!」
SDGsについて改めて考える時間として、他社と意見・アイデア交換ができる場を意図していたので、当初の目的を達成することができたイベントだったと感じています。
今後も、WeWorkとコラボしたSDGsイベントを実施していく予定ですし、入居企業同士で生まれたサスティナビリティ推進に関するコラボレーションもあります。まだまだ新たな企画が生まれる可能性を秘めておりますので、ぜひ楽しみにしていてください!