いつの間にかギークスが「HOME」になった。その愛と感謝の積み重ね ー2025年度上期Buddy賞受賞者 鈴木さんインタビュー
ギークスでは半期に一度、全社員が参加するギークスアワードにおいて、Buddy賞の授賞式が行われます。
ギークスメンバーの「挑戦と成長」の結晶。仲間を讃える文化を体現した、2025年度上期ギークスアワードをレポート!
Buddy賞とは、ギークスが大切にしている「挑戦・楽しむ・成長・感動」という仕事に臨む姿勢を体現し、メンバーの行動指針でもある「10の心得」を実践するなど、半期に最も活躍したメンバーに贈られる賞です。 社員投票をもとに選出されます。
今回は、2025年度上期のBuddy賞を受賞したIT人材事業本部 首都圏営業部 第4ユニットの鈴木さんに話を聞きました。
「受賞者は私です」というサプライズ

ーBuddy賞、受賞おめでとうございます!今回のギークスアワードでは、Buddy賞受賞者の名前を読み上げるプレゼンターの役割を担い、「受賞者は私です」とご自身の名前を読み上げられました。
ここ最近のギークスアワードでは、Buddy賞受賞者を発表する「プレゼンター」が事前にくじ引きで選ばれていて、私は7番目のプレゼンターとして準備していました。周りが中華料理のコースとお酒で気分良さそうにしている中で、酔っ払ってはダメだと自制しながら出番を待っていたんです。
いざ、その時を迎え、会場前方に行って、受賞者の名前を読み上げようと封筒を開いたタイミングで「やられた」と思いましたね。そこには自分の名前が書かれていて、一瞬戸惑ったのですが、「受賞者は私です」と言うパターンだと気づきました。他の受賞者の皆さんは、名前を呼ばれて嬉しい、驚いた、ホッとしたという感想が多いのではないかと思いますが、自分で自分の名前を読み上げた私の場合は、「やられた」という気持ちが最初に来ました(笑)。

ーギークスアワードを企画・運営する広報としては、プレゼンターの「受賞者は私です」を実現できたことは嬉しかったですね(笑)。
事前にプレゼンター説明会があった際に、広報の佐々木さんから「受賞者は私です」をやってみたいという話があって、「ひょっとして…」と期待していた部分があったんです。
恐縮な話ではありますが、Buddy賞の社員投票のタイミングで、受賞を期待していると声をかけられたこともありましたし、私自身も「会社を良くしていきたい」という気持ちから、CS業務もAI利活用プロジェクトも、自分ができることは無駄なくできたのではないかと思っていたので、選ばれることがあるかもしれないと考えてはいたんです。
サプライズも含め、いろいろなことが繋がって、「やられた」の後に「ホッとした」という感情が湧いてきました。評価していただいて嬉しいなという気持ちで花道を歩いていました。

ーBuddy賞のトロフィーは、同じ第4ユニットの後輩である、新卒2年目の加藤さんから受け取りました。加藤さんからのお祝いのメッセージも含め、壇上ではどのような気持ちだったんでしょうか。
めちゃくちゃ嬉しかったですね。後輩からトロフィーやメッセージを受け取るというのは、私たちの営業ユニットらしいなと思いました。仕事上の連携やコミュニケーションはもちろんですが、プライベートでも仲良くしていますし、そういった信頼関係と仲の良さがユニット全体に広がっています。
今度、加藤さんがBuddy賞を取った時には、私がトロフィーとメッセージを届けたいですね。ただ、私も成果を出し続け、また受賞できればと思っているので、簡単に渡すつもりはありません(笑)。
ー受賞者スピーチでは、第4ユニットの皆さんへの想いとともに、AI利活用プロジェクトに関してもお話されていたことが印象に残っています。
まずはユニットのリーダーである小泉さんへの感謝からでした。私がギークスに入社して以来、ずっと同じチームに所属していて、自由に動きやすい環境を整えていただいています。本当にありがたいなと感じています。
また、上期はメンバーの入れ替わりもあり、ユニットとして踏ん張った半年でした。私は案件参画後のITフリーランスの方々をサポートするCS業務を担当していますが、営業数字を作ること、守ることを目的に、企業営業を担当しているメンバーに口うるさく言ってしまう場面もありました。そういう時にも嫌がらずに耳を傾けてくれて、前向きに行動してくれたメンバーへの感謝の気持ちを伝えられればと思いました。
AIのプロジェクトでは、メンバーのAI活用に対する啓蒙であったり、実際に手を動かしてみて検証してみたりといったことをやる中で、事業部全体へのアプローチが増えたんです。多くのメンバーへの働きかけを進めていたので、全体への感謝の想いも伝えました。
周囲から見れば多忙でも、本人的には超前向き

ー鈴木さんにとって、2025年度上期はどのような半年間でしたか。
一言でいうと「めちゃくちゃ前を向いていた上期」でした。
メンバーの入れ替わりの影響で、別の営業ユニットのITフリーランスの方のサポートにも入ることがあり、入社以来、CSとして担当している方々の数が過去最高になったんです。先ほども話した通り、自分の営業ユニットでも大変な局面が多かったですし、客観的には、相当大変な半年だったように見えるかもしれないんですが、個人的には前向きで、弱音を吐くこともなく、この状況を楽しめていたんですよね。
半期の途中からはAI利活用プロジェクトにも参加して、これも、業務量や負荷を増やしたという見え方があるかもしれませんが、事業部全体の視点で物事を捉えられるようになったり、普段の業務ではあまり関わらなかった方々との接点も増えたり、何より、自分が興味のあったAIに触れることができたりと、本当に楽しかったですね。いい半年でした。
ー業務内容だけ聞くと、やはり多忙な日々だったのではないかと感じるんですが、鈴木さんを突き動かす原動力のようなものはあるんですか。
「会社を良くしていきたい」という気持ちが日々大きくなってきていることが一番ですね。前職で証券会社に勤めていたこともあり、ギークスの株価を上げたいという想いが土台にはあるんですが、ギークスを「HOME」だと感じるようになったんです。
これがきっかけで、という明確なことは思い当たらないんですが、ごく自然に、反射的に、居心地の良い場所だと思うようになって、そして、一緒に働くメンバーを家族のように思うようになって、自分にできることはないかと常に探し続けているんです。原動力は愛ですね。
ー多くのことに取り組んだ半年間だったと思いますが、印象に残るエピソードはありますか。
前職の経験も踏まえて、事業部内で「従業員持株会」の説明会を開催したんですが、これが自分の中でスイッチが入ったきっかけかもしれません。事業本部長の成末さんにお声かけいただき、毎月行っている事業部全体の共有会で実施したのですが、資料を作って、皆さんの前で話して、という経験がターニングポイントになりました。
自分の持っているスキルや経験を会社のために活かすことができたのは大きかったです。視野が広がったり、事業部全体への貢献意識が強くなったりと、この半年間の中では強く印象に残っています。
メンバーの基本姿勢が「Give」だからこそ「10の心得」に1つ増やしたい

ーここからは鈴木さんご自身のことについて伺いたいと思います。Buddy賞インタビューでは恒例なのですが、好きな「10の心得」を教えてください。
「遊ぶも全力」ですね。これは自分自身に一番フィットするなと思っています。事業部内でハロウィンイベントなどもありますが、ここでもやっぱり「全力」ですよね。
あと、今回のインタビューを機に「10の心得」に追加してほしいものを提案したいのですが、ギークスって「愛に溢れた組織」だなと思っていて、メンバーの基本姿勢が「Give」なんですよね。そういった背景から「愛を持って、愛を制す」という心得を入れられないかなと思っています。提案が通ったら、今後は「11の心得」になります(笑)。
ー記事確認の際に、事業本部長の成末さんに確認してみたいと思います(笑)。ここからは鈴木さんご自身のことについて伺いたいと思います。「10の心得」だけでなく、仕事上で大事にしていることはありますか。
「社員稼業」という考え方を大事にしています。自分自身という会社があったとして、どのように経営していくのか、どのように企業価値(市場価値)を高めていくのか、考え続けるようにしているんです。自己対話、自己客観視にも近いと思いますが、自分の中で細かく振り返る時間をつくり、フィードバック・フィードフォワードを行い続けています。

ー以前、採用サイトのインタビューでお話を伺った際に、CS担当として必要なスキルは「客観視」と仰っていたのを思い出しました。そこに通じるものがありそうですね。
確かに、業務においても「客観視」を大切にしていますが、これも自分の仕事観と共通しているのかもしれません。
「客観視」は自分の課題にも気づきやすくなるのかなと思っていて、最近は、コントロールできないところに目を向けている点を課題と捉えています。「変えられるもの・変えられないもの」という線引きも有名ですが、自分の行動や意識など、自分でコントロールできる部分に焦点を当てていかなければと感じています。そこがまだまだですね。
ーでは、最後にこれからの目標をお願いします。
「頼られる人間になる」という目標は、ずっと変わらずに掲げ続けているものなので、前提としてそこは変わらないなと思っています。
今回、Buddy賞を受賞しましたが、正直まだ実感がなく、そんな自分を客観視すると、できること・やれることはまだまだたくさんあって、のびしろがあるんだなと考えています。自分に満足することはないと信じている一方で、矛盾した言い回しになりますが、自分に満足できるように、引き続き、目の前の仕事に向かっていきたいと思います。
ーありがとうございました!
どんな状況であっても前を向き、楽しみ、周囲に声をかけながら半年間を駆け抜けた先に、Buddy賞が待っていた鈴木さん。10の心得に、11番目の心得を提案しようとする想いの強さも印象的でした。
ギークスへの深い愛情を原動力に、業務の幅を広げ、IT人材事業本部に貢献する下期の活躍を応援しています。
改めまして、2025年度上期Buddy賞の受賞、おめでとうございます!