SUSTAINABILITY 2024.08.29

ギークスのSDGs達成に向けた取り組み「第4回 Re:マルシェ」レポート

ギークスのSDGs達成に向けた取り組み「第4回 Re:マルシェ」レポート

ギークスグループでは、SDGs達成に向けた取り組みとして、2024年7月11日に「Re:マルシェ」を開催しました。

「Re:マルシェ」は今回で4回目。「その不要なモノ、誰かのほしいモノかも」をコンセプトに、ギークスの本社が入るWeWork渋谷スクランブルスクエアの入居企業の皆さまからそれぞれ不要になったモノを持ち寄っていただき、お譲りし合うイベントです。

過去最大の来場者数・出品数・企画賛同企業数となった「Re:マルシェ」を振り返ります。

たくさんの企業の賛同を集めるイベントへ」という挑戦意欲

▲「Re:マルシェ」スタート直後の会場の様子

「Re:マルシェ」はギークスの広報・サスティナビリティ推進部が中心となって企画・運営するイベント。少しでも多くの方にこのイベントを知ってもらいたい、参加してもらいたいという想いから、前回に引き続き、「企画賛同企業」を募りました(前回は「開催賛同企業」という名前でした)。

企画賛同企業は「その不要なモノ、誰かのほしいモノかも」というコンセプトに共感していただき、「Re:マルシェ」の開催を応援してくれる企業のことで、①従業員の方々のイベント当日の来場・②イベントへの出品・③社内での「Re:マルシェ」の宣伝告知のいずれか(あるいは全部)を実施していただくことを約束してくれています。

前回はWeWork渋谷スクランブルスクエア入居企業の12社に賛同いただきましたが、今回はWeWorkの他拠点の企業、そしてWeWork外の企業までその輪を広げ、多くの企業に賛同いただけるように広報活動を進め、最終的には31社の企画賛同企業を集めることができました。

「Re:マルシェ」は事業の売上や利益に貢献するイベントではありませんし、企業で働く各個人の不要なモノを持ち寄るイベントでもあるので、企画賛同企業をどこまで集められるのか、前回同様、不安があったことも事実です。

ただ、これまでの開催の中で、このイベントの意義に対する賛同や共感の声をたくさんいただいており、また、いくつもの企業の広報担当やサスティナビリティ推進担当の方々からの「次回もこのイベントを応援します」「次回は必ず行きます」という声を信じ、30社集めるという目標を達成したことは、ギークスとして、広報・サスティナビリティ推進部として、自信になりました。

前回開催の1.5倍の来場者・出品数が集まった今回の「Re:マルシェ」

▲「Re:マルシェ」の後半はWeWorkのフロント前の共有スペースで実施

前回に引き続き、イベントの前半をWeWork内の会議室、そして後半を共有スペースで開催するという「2会場制」を採りました。

前半はギークスと同じく、WeWork渋谷スクランブルスクエアに入居している企業の方々同士で盛り上がる雰囲気を作りやすく、後半は外部からお越しいただいた方々やイベントの開催を知らなかった方々が参加しやすいという特徴があり、それぞれに意図を持った「場づくり」を進めました。

当日は179名の方に足を運んでいただき、過去最高の来場者数(これまでは110名が最高)となりました。前半・後半と2時間ずつで計4時間の開催でしたが、どの時間帯も来場者が途絶えることはありませんでした。お忙しい中、そして夏の酷暑の中でお越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました。

出品物は、キャラクターグッズ・子どものおもちゃ・オフィス用品・衣料品・使っていない試供品などが毎回多く出品されていますが、こちらも過去最高の出品数となる650品以上となりました(これまでは約400品ほど)。今回はゴルフバッグ、屋外用のサーキュレーター、ホワイトボードなどサイズの大きいものも出品されましたが、無事に引き取られていきました。

毎回全ての出品物が引き取られるわけではありません。今回は、引き取り手のいなかった本やCDを「チャリボン」という売却金額が寄付に充てられる仕組みを通じて、日本赤十字社経由で能登半島の震災義援金として寄付いたしました。衣料品は今秋行われる予定のファッション特化型の「Re:マルシェ」に出品予定です。

また、8月後半にはWeWork日比谷 Fort Towerで「Re:マルシェ」が開催されます。昨夏に続いての開催であり、「Re:マルシェ」が他拠点へ浸透していることをとても嬉しく感じています。

「Re:マルシェ」企画賛同企業の方々からの声

「Re:マルシェ」終了後、企画賛同企業の方々から嬉しいお言葉をいただきました。レポートの結びとして、いくつか抜粋してご紹介いたします。

Gunosy 伊藤 千紘さん

「Re:マルシェ」は出品する方、引き取る方の双方にとってWin-Winな素敵な取り組みだと感じており、弊社は前回から企画賛同企業として参加させていただいております。

参加した従業員からも「捨てるには勿体ない物を出品できてよかった」「欲しかった物が見つかった」といった好評の声が多く、参加して良かったと改めて感じております。今後も更にパワーアップした「Re:マルシェ」を楽しみにしております!

MoMo Dialogue 北尾 恵子さん

ここ最近ヨーロッパの「Industry 5.0」という「人間が中心」の社会、経済、環境、コミュニティー作りに感銘を受けていて、そのような意味でも「サーキュラーにモノをシェアする、使っていく」ことをライフスタイルにしたいと思っていました。そのようなところで、このイベントに3回ほど参加させていただいて、自分が不要だと思うモノを誰かが喜び、わたしも誰かのモノを使わせていただき、本当に全員がハッピーになる最高な取り組みだと思います!もうライフスタイルです!

アーキビジョン 澤谷 和明さん

地球の資源は永遠ではありません。その気づきを生み出そうとギークスさんが取り組んでいるのが「Re:マルシェ」です。不要品の交換を通じてSDGsを身近に感じるこのイベントは、多様な価値交換の場として機能し、参加者に持続可能な生活への気づきをもたらしました。この取り組みが、私たち一人ひとりのSDGsへの意識と行動を促し、より良い未来への第一歩となることを願っています。

WeWork渋谷スクランブルスクエア 内山 奈菜さん

WeWork渋谷では3回目の開催となった「Re:マルシェ」ですが、出品数や参加者数の増加はもとより認知度も回を増すごとに高くなり、ギークスさんのSDGsへの取り組みがWeWork渋谷内でさらに浸透していると感じています。このイベントは、持続可能な社会を目指す一歩として、誰もが参加しやすい形で実施され、社会貢献に悩む企業にとって大きなヒントを提供してくれています。ギークスさんの取り組みは、WeWorkをプラットフォームとして、他社との協力や、身近な取り組みから社会貢献を実現するモデルケースとなっています。

「Re:マルシェ」の開催当初から企画を応援していただいているGunosyの伊藤さん、WeWork渋谷スクランブルスクエア入居企業同士の広報コミュニティでお世話になっているMoMo Dialogueの北尾さん、WeWork Hareza 池袋からお越しいただいたアーキビジョンの澤谷さん、そして、WeWork渋谷スクランブルスクエアのコミュニティチームをまとめるNanaさんからの嬉しいメッセージ、本当にありがとうございました!

1社単独の力ではなかなか難しいことでも、多くの企業とともに足並みを揃えることで大きく前進できることがあります。SDGsの達成に向けたアプローチはその典型例ではないでしょうか。

今後もギークスはグループ一丸となって、また企業間の連携を通じて、持続可能な社会の実現に向けた活動に取り組みます。引き続き、よろしくお願いいたします。