INTERVIEW 2023.05.19

Buddy賞を糧に、自分も周りも変えていけるような存在に。 ーBuddy賞受賞者中西インタビュー

Buddy賞を糧に、自分も周りも変えていけるような存在に。 ーBuddy賞受賞者中西インタビュー

ギークスグループでは半期に一度、全社員が参加するギークスアワードにおいて、Buddy賞の授賞式が行われます。

Buddy賞とは「挑戦」「楽しむ」「成長」のギークスサイクルを体現し、ギークスのメンバーの行動指針でもある「10の心得」を実践するなど、最も活躍したメンバーに贈られる賞です。社員投票をもとに選出されます。

今回は、2022年度下期のBuddy賞を受賞したIT人材事業本部 EP部 中西に話を聞きました。

Buddy賞受賞は「恩を返す」もの。ここからが新たなスタート

中西:IT人材事業本部 EP部/2021年新卒入社。ITフリーランスの方々のキャリアに寄り添い、案件探しをサポート。CX改善プロジェクトを推進し顧客体験の向上に努め、支援前から稼働中まで、ギークスに対する安心感を与えられるようにこだわる。仕事で大切にしている「部署間の連携」を体現できたからこそのBuddy賞受賞だと感じている。

ー受賞、おめでとうございます!Buddy賞受賞者として名前を読み上げられた際の率直な感想を教えてください。

オンライン受賞者発表会で、私の名前が呼ばれたのは3番目でした。私が呼ばれる前に同期の伊藤くんの名前が発表された時、「新人賞に続きBuddy賞も受賞してすごいな」と尊敬を感じると共に、差が広がったようにも感じました。が、その後「もう1人フレッシュなメンバーが選ばれました!」とIT人材事業本部 事業本部長の成末さんがおっしゃった時に「フレッシュ…?2年目…?私…?」という感じでした(笑)。伊藤くんじゃないなら、私だろうと。その自信を持てるくらいに、この半年間は「やってきた」という意識がありました。

その反面、自分の中で「もっとできることがあったはずだ」と悔しさを感じていた半年間でもあったので、嬉しさと驚きが入り混じったような感情でした。

ーオンラインでギークスアワードに参加されていた先輩方が、中西さんのスピーチを聞いて号泣されていたことが印象に残っています。登壇した時、どのような想いでスピーチをされたのでしょうか?

Buddy賞を受賞するというのは、自分のためだけではありません。お世話になった方々への恩を返せる機会だと思っています。

私が目の前のことに全力で取り組めたのは、周りのサポートがあったからこそです。

「新人賞を逃したことによって返せてなかった恩を、やっと返せる!」という思いも強かったので、感謝の気持ちを誰にどう伝えようかを第一に考えていました。先輩方が後で泣いてくださっていたことを知り、とても嬉しかったですし、感謝の気持ちでいっぱいです。

▲EP部 部長の吉野からトロフィーを受け取る中西

ー「悔しさも感じていた」とのことですが、ご自身の下期を振り返って、どのような半年間でしたか?

とにかく泥臭く戦った半年でした。成約を出すことには人一倍愚直に向き合った自信があります。他部署との積極的な連携や部署を超えた仕事など、様々なチャレンジをする中で、どれを振り返っても手を抜かなかったので、そこを評価いただけたのかなと思いますね。

▲ギークスアワードでスピーチをする中西

ー受賞後、気持ちに変化はありましたか?

もちろん、とてもありがたいことだとは思っているのですが、受賞したからといって満足したわけではありません。むしろ、「気持ちを緩めてはいけない」と、より気が引き締まる思いです。Buddy賞を受賞した身として、組織に貢献し、賞に見合う成果を出していかなければと思っています。

ー受賞した今、どんなことに取り組んでいきたいと考えていますか?

下期は、チームに新卒が入ってきたタイミングでもありました。「チームに所属する」という意識を脱して、「チームを作る側のメンバーとして動かなければ」という自覚も生まれてきました。上司に従う・教えてもらうというスタンスではなく、チームをどうしたいか、自ら考えて動くことがより必要になってきた実感があります。

Buddy賞を受賞したからこそ、社内での私の発言にも重みが増すと思っています。だからこそ、社内で決まったことに対して「なんでこうなんですか?」と質問するのではなく、自ら「こうした方がいいと思います」と、決める材料になるような提案を出していきたいですね。

「次に繋がる仕事」を意識し、自分にできることに真摯に取り組む

ーここからは、中西さんの仕事について聞かせていただきたいと思います。業務内容について教えてください!

EP部として、ギークスにご登録のITフリーランスの方々に案件をご紹介し、成約までご案内するのがメインの業務です。その他、CX改善プロジェクトという、顧客満足度を高めるための施策に取り組むなど、新入社員の頃から、通常業務以外の様々な取り組みに手を挙げて積極的に挑戦しています。

ー仕事において大切にしていることはなんでしょうか。

エージェントとしてITフリーランスの方々を担当させていただくからこそ、私が関わることによって何を生み出せるのか、を考えることを大切にしています。ご本人も認識していないような客観的な視点は、私たちエージェントだからこそ持てるものです。スキルや経験の他、潜在的なニーズを汲み取り、ITフリーランスの方が目指すキャリアのサポートまで行えるような提案を意識しています。

ITフリーランスの方々にご紹介する案件を決める、というだけでなく、部署内の連携にも力を入れました。企業の営業担当へのヒアリングを重ね、情報を引き出すことはもちろん、「明るい方だから、商談は雑談なども含めコミュニケーションが活発に取れるような雰囲気作りを意識してほしい」など、細かい部分まで提案を行いました。

社内でITフリーランスの方の情報を共有する際は、どんな些細なことでもとにかく細かく伝えるように意識しています。情報は多いに越したことはありませんし、次の提案に活かすための材料にもなります。その積み重ねがギークスとしての成果に繋がると考えています。

エージェントという仕事をやればやるほど感じることなのですが、利用者の方々から見ると部署など関係ありません。営業部、EP部…ではなく、あくまで「ギークス」のサービスとして利用しています。

部署の担当者によって話が違えば、混乱や不信感を抱いてしまう恐れがあります。ギークスとして一貫した対応をし、私の手を離れた瞬間にギークスとしてのクオリティーのバランスが乱れることのないよう、メンバーとの連携に注力しています。

安心の先にある、「感動」を提供できるようなビジネスパーソンに

ー好きな「10の心得」と、その理由について教えてください。

「感動創造集団。」です。私がギークスに入社したのも、この心得に惹かれたことも大きかったです。

「感動」とは、期待値を超えることだと思っています。求められていることを実現するだけでは、相手に与えられるのは安心感のみ。感動は生まれません。求められている以上の価値を出せてこそ、初めて感動は生まれるものだと思っています。

ここは社内外問わず意識しているところですね。

ーITフリーランスの方々へのご提案にも通ずるところですね。中西さんが思い描くキャリア像について教えてください!

経験を重ねても、「新しい動きを作るメンバー」として活躍したいと思っています。

クリエイティブな仕事でフリーランスを目指していた過去もあり、何かを表現するということが好きなので、今まで自分が働く中で感じたギークスの魅力や強みを、市場にどう打ち出していくかに興味があります。

また、使いやすい快適なサービスデザインはどうすれば作れるのか、メンバーのタスクの中で効率化できる部分はないのか..など、いろいろとやりたいことはあるので、自分の興味関心の実現と、組織が抱えている課題の解決策を能動的に打ち出していけるよう取り組んでいきたいです。

ーその未来を達成するにあたって、「成長しなくては」と思っているポイントはありますか?

市場や環境の変化に伴って生まれる課題に対して、手を挙げて解決していく姿勢を見せられたらと思っています。提案は積極的に進めているほうだと思いますが、まだまだ「思いつき」の要素が多い段階。なぜ今それが必要なのか、根拠を提示して、自分の発言によって会社を動かせるような提案ができるようにならなければと思っています。

もう一つの目標は、自分も周りも変えていけるような人に成長することです。変化を察知し追いつくのはもちろん、自分から変えていくんだという意識を常に持っていたいと思います。

私は今入社3年目で、まだ若さで許してもらえるところもあると思うので(笑)、そこも武器にしつつ、私なりの視点で提案ができたらいいですね。メンバーの成果に繋がる後押しができたら、より仕事にやりがいを感じられるのではと思います。

ーありがとうございました!

「とにかく進み続けていたい。どんな高い壁にぶつかっても諦めず挑んでいきたい」と語る中西さん。明るい笑顔の奥に持った強い想いを、ギークスでどう表現してくれるのか。今後の活躍にも目が離せません!

RELATED BLOG