INTERVIEW 2023.05.17

Buddy賞と新人賞の重みの違い ー2022年度下期Buddy賞受賞者 伊藤インタビュー

Buddy賞と新人賞の重みの違い ー2022年度下期Buddy賞受賞者 伊藤インタビュー

ギークスグループでは半期に一度、全社員が参加するギークスアワードにおいて、Buddy賞の授賞式が行われます。

Buddy賞とは「挑戦」「楽しむ」「成長」のギークスサイクルを体現し、ギークスのメンバーの行動指針でもある「10の心得」を実践するなど、最も活躍したメンバーに贈られる賞です。社員投票をもとに選出されます。

今回は、2022年度下期のBuddy賞を受賞したIT人材事業本部 CS部 伊藤に話を聞きました。

新人賞は達成感、Buddy賞は責任感という気持ちの違い

伊藤:IT人材事業本部 CS部 ユニット長/2021年新卒入社。案件参画後のITフリーランスの契約周りの調整やキャリア支援などを担当。ITフリーランス向けのプロジェクト(確定申告セミナー・インボイスセミナー・友人紹介プロジェクト)の企画運営も進める。今年はフルマラソン完走を目指し、毎月100kmのランニングに取り組む。2021年度新人賞受賞。(肩書等はBuddy賞受賞時点のもの)

まずは伊藤に、Buddy賞に選出された率直な気持ちやアワード当日の心模様について、話を聞きました。

ーBuddy賞受賞おめでとうございます!受賞を知ったときの率直な気持ちを教えてください。

Buddy賞はギークスにおける名誉ある賞なので、新卒入社した時からの一つの目標ではありました。皆さんからの投票結果によって選ばれる賞でもあり、多くの方々への感謝の気持ちで心がいっぱいになりました。

ただ、自分の中で「もっとできることがあったはずだ」と感じていた下期でもあったので、嬉しさと同時に驚きもありました。

ー昨年4月に新人賞を受賞し、今年はBuddy賞。それぞれの賞を受け取ったときの気持ちに違いはありますか。

新人賞は、仕事の成果や自分の成長などを通じて、1年間走り切ったという達成感が高まりましたが、Buddy賞は、これからの自分の仕事に対する責任感が強くなりました。

オンラインでの受賞者発表会からアワード当日まで2週間ほどありましたが、受賞直後から目の前の仕事一つ一つに対する責任をより強く意識するようになりました。年次問わず、全拠点を対象に選ばれる賞なので、自分の振る舞いや仕事に対する姿勢など、周囲に与える影響も大きくなるのではないかと感じています。

ーアワードでの受賞者スピーチでも、感謝の言葉だけでなく、これからの自分に対する決意表明が述べられていた印象です。

1年を通して、友人紹介プロジェクトやインボイスセミナー、新卒メンバーのメンターなどたくさんのチャレンジの機会をいただきました。また、下期からはユニット長を任せていただいたこともあり、壇上では多くの方々に支えられたことへの感謝が溢れました。

ただ、ユニット長として、自分なりに最大限のパフォーマンスを発揮してきたつもりではありますが、振り返るとまだまだ突き詰められたことがあったように思います。自分自身の課題を潰す、細かいところをやり抜くなど、成果にこだわり、自分が納得いく仕事をするためにも、気持ちを新たに、自分の想いを述べました。

今期からは体制変更もありますし、事業部に貢献できるように頑張っていきたいという気持ちがより強くなっています。

新卒2年目、ユニット長として駆け抜けた下期

新卒2年目にして、CS部のユニット長を担った伊藤。

中途入社でキャリアのあるメンバー3人を率いたユニット長としての仕事のやりがいや難しさを聞きました。

ーITフリーランスのキャリアをサポートするCS部は、それぞれにキャリアのある中途入社のメンバーが多い部門です。その中で、新卒2年目の伊藤さんが2022年度下期にユニット長を任されたのは大抜擢であると同時に、その難しさもあったのではないかと思います。

CS部という組織において、部長、リーダーの下にユニットがあり、そのユニット長を任せていただきました。3人のメンバーがいるユニットで、最初は楽しみな部分が強かったですが、だんだんと難しさやプレッシャーを感じるようになっていきました。

ユニットのメンバーの数値管理や行動管理が主な役割でしたが、自分が指示を出さなきゃという責任感も含め、どこまで指示を出し、どこから任せるのかという判断や配分の難しさ、また現場で起こっている事象に対して、情報だけでなくその温度感を含めてキャッチアップすることの難しさがありました。

最終的には、役職や年齢などを気にすることなく、お互いに意見交換できるような関係性を作り上げることができたと思っているのですが、それはユニットのメンバーが快く接してくれたおかげだと感謝しています。

ーユニット長の難しさから話を伺いましたが、やりがいや成長できたことなどはいかがでしょうか。

成約が生まれた、トラブルを防げた、解決できたなど、メンバーそれぞれのいい成果の報告に立ち会うことができたのは嬉しかったです。ユニット長というポジションでなければ、この喜びは経験できなかったと思うので、とてもありがたいものでした。

また、リーダーに相談することも多かったのですが、メンバー同士で何でも共有できる関係性を作るためのヒントをたくさんいただけましたし、ユニット全体の業務効率などを考えた負担の分散、タスクの受け渡しといった着眼点を養うこともできました。ユニット長を務めることができて、本当によかったです。

貢献意識の高さの源

最後に、伊藤自身が感じる自分の強みと課題、そして今後の目標について伺いました。

ー新人賞、Buddy賞と続けて受賞を重ねていく中で、ご自身の強みや課題をどのように捉えていますか。

高校まで野球を続けていたのですが、私自身は2番手キャッチャーという役回りで、ピッチャーが肩を作る(ウォーミングアップする)際の相手を務めることが多かったんです。そこで、それぞれの調子を把握したり、顔色を伺ったり、声をかけたりということが習慣化されていきました。その影響もあって、全体俯瞰できることが強みかもしれません。

また、組織として成果を出す上で、どこが穴なのか、どこが足りないのかを感覚的に察知して、行動に移せるようになってきましたし、一緒に働くメンバーを見て、元気がなさそうだなとか、いつもより返信が遅いけどどうしたのかなとか、気づいたら声をかける機会も増えてきました。

一方で「自分が納得いく仕事」という部分には、まだまだ課題があると思います。ITフリーランスと企業のマッチングにおいて、それぞれの意向や意見を取りまとめて、契約を着地させていくのですが、フリーランスの方に伴走する私自身の納得感がないまま進んでいくこともあります。その場合の多くは、自分の意見を伝えられていないことに起因しているんです。

自分の意見を明確に伝える、相手の意向をしっかりと聞く、そのすり合わせを経て、関係者すべてが納得のいく形で契約を結ぶというのが理想だと思いますし、自分が納得のいく仕事にもつながるはずです。「納得のいく仕事」というとエゴやワガママのように聞こえるかもしれませんが、伝え残しのない仕事を進められるといいなと感じています。

ー最後に、今後の伊藤さんの目標などを教えてください。

自分に与えられた役割や業務など、求められていることに着実に成果を出し、組織に貢献していきたいと思っています。これは入社以来変わらずに思い続けていることです。

新年度を迎え、体制変更もあった中で、新しいユニットに所属することになりましたが、組織への貢献意欲、数値へのコミットメントなど、想いを強く持っているメンバーが集まっています。ユニットにいい影響を与えられるように、組織を引っ張る必要があるとき、下支えする必要があるときなど、状況に合わせて力になれることを見つけて、貢献できればと思っています。

チームへの貢献と成果の先に、自分の成長があると考えているので、まずは組織に対してできることから進めていきたいですね。

ーありがとうございました!

新人賞受賞、そしてBuddy賞受賞と着実に信頼と評価を集めている伊藤さんの仕事に対する姿勢や意思が伝わってくるインタビューでした。改めて、Buddy賞受賞おめでとうございます。これからのますますのご活躍を期待しています!

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