2022年度に開催した「サスティナビリティ推進イベント」まとめ
ギークスでは、企業の社会貢献活動の一環として、サスティナビリティ推進の観点から様々なイベントや講演を企画・実施しました。
広報/サスティナビリティ推進チームのリーダーであり、東京2020パラリンピック日本代表でもある佐々木が中心となり、企業や大学、WeWorkなどとコラボレーションしながら進めてきた今年度の活動を抜粋してご紹介します。
筑波大学大学院での「ダイバーシティ&インクルージョン」講義
筑波大学エクステンションプログラムで開講されている「筑波大学インクルーシブ・リーダーズ・カレッジ」のアドバンスト・プログラムにて、「パラアスリートの観点から考えるダイバーシティ」というテーマで佐々木が講演しました。
ビジネスマンとパラアスリートという二刀流というスタイルで日々を送り、仕事面では部門を率いる立場に、アスリート面では日本代表アスリートという立場になり、障害の有無にかかわらず自己実現を進められている状況だからこそ、障害者の自立や社会参画といった社会課題の実状が分からなくなってきたという本音を語りました。
障害者に限らず、マイノリティの社会参画において、社会側の理解促進や受け入れ体制の改善は必要でありながらも、社会に加わる側のマインドやスタンスの変化も大切ではないか、それが互いの歩み寄りではないか、という佐々木の意見は新鮮でもあり、厳しくもあります。
障害のある学生のキャリア支援などもライフワークとしている佐々木の「障害者論」の発信を、次年度はサスティナビリティ推進活動の一環として、積極的に実施機会を増やしていければと考えています。
シッティングバレーボール体験
「座ったまま楽しむバレーボール」であるシッティングバレーボールは、パラリンピック種目ではありますが、大人から子どもまで楽しめるスポーツでもあります。
ギークスの15周年記念に開催した「ファミリーデー」では、ギークスメンバーの子どもたちを対象に「オフィスでできるシッティングバレーボール」を企画。ボールの代わりに風船を使うことで、小さな子どもであっても怪我することなく、楽しむことができました。
大学生を対象としたシッティングバレーボール体験会では、競技特有の機材を使うことなく、体育館にある機材のみで準備。誰でも気軽に楽しめるスポーツであることを伝えながら、座りながらのプレイの難しさを伝える「ちょうどいいあんばい」での開催を意図しています。
床の上に座ってしまえば、性別・年齢・障害の有無・スポーツ経験など関係なく、全員がフラットな環境で楽しめるからこそ、ユニバーサルスポーツとして、認知と体験機会を広げていきたい想いが強く、次年度以降も継続的に開催できればと考えています。
WeWorkでの「SDGsミートアップ」
ギークスが入居しているWeWorkとのコラボ企画「SDGsミートアップ」を開催しました。「SDGs達成に向けた取り組み」の一環として、WeWorkとその入居企業を巻き込んだイベントを主催することで、企業横断型のサスティナビリティ推進活動を模索できないか考えました。
コロナ禍を経て、久々のオフラインでのイベント企画であり、WeWorkと連携した初めての試みでもあり、企画の最中は期待と不安が入り混じる状況が続きましたが、多くの参加者が集まり、一定の成果が挙げられたのではないかと感じています。
このイベント発信で企画されたのが先日開催された「リユースマーケット」です。入居企業の枠を超えて、不要になったモノをお譲りし合う機会を作りましたが、ギークスとWeWorkの定例コラボイベントとして、今後も開催する予定です(次回は5月を予定)。
引き続き、さまざまな企業や団体と連携し、サスティナビリティ推進を目的としたイベントを企画していく予定です。今後のイベント開催のリリースやレポートブログなどを楽しみにしていただけると嬉しいです。