SUSTAINABILITY 2024.09.19

ギークスの「Well-being」実現に向けた取り組み「WeWork KIDS DAY」レポート

ギークスの「Well-being」実現に向けた取り組み「WeWork KIDS DAY」レポート

8月6日(火)に、子ども向け体験型キャリア教育イベント「WeWork KIDS DAY produced by GEECHS」を開催しました。ギークスが旗振り役となり、フレキシブルオフィスを展開する WeWork Japan やWeWork入居・関連企業7社と共催し、各社のサービスや職務、SDGsに関する取り組みに紐づいた子ども向けのワークショップを行うサスティナビリティ推進イベントです。

「WeWork KIDS DAY produced by GEECHS」に込められた想いや当日のイベントの様子などを、発起人である広報・サスティナビリティ推進部 池亀が振り返ります。

▲「WeWork KIDS DAY produced by GEECHS」プレスリリース

自社だけで行っていたイベントを拡大

「WeWork KIDS DAY produced by GEECHS」は、「子どもたちが社会や職業、SDGsなどの知識を広げるきっかけづくりの場」をコンセプトに、ギークスが本社を構えるWeWork渋谷スクランブルスクエアの入居企業や関係企業の皆さまと共に開催し、この日のために各社が考えたオリジナルのワークショップを子どもたちが体験するイベントです。

▲昨年度の「GEECHS Family Day」の様子

ギークスは、「長く楽しく働き続けることのできる環境づくり」や「メンバーのWell-Beingの向上」を目指し、メンバーを日頃から支えていただいているご家族やパートナーの皆さまへ、感謝をお伝えするだけでなく、ギークスという会社や仕事について、そして共に働く仲間のことをより親しみをもって知っていただければという想いのもと、2022年度より「GEECHS Family Day」を継続的に開催してきました。 

若手社員との交流やスタンプラリー形式のオフィスツアー、当社代表 曽根原との名刺交換というイベントや、似顔絵入りの名刺やお菓子が入ったオリジナルパッケージのギフトボックスのプレゼントを通じ、「歓迎の気持ちを、参加者の期待を超えるような形で届けたい」という想いを詰め込んで、その折々でできる限りの工夫を凝らし、企画してきたつもりです。

「さあ、3年目はどんな内容で開催しようか」と検討した際に、より充実した内容を提供するには自社だけでの開催ではできることに限界があると感じ、弊社と同じくWeWorkに入居されている企業の皆さまとの共同開催ができないかと考えました。

そこで今年度は「WeWork KIDS DAY」と称し、対象をWeWork入居企業に広げたサスティナビリティイベントとして企画し、その企業で働く方々の子どもたちを招くことに。

普段からWeWork内の企業の皆さまとのコミュニケーションに力を入れている広報・サスティナビリティ推進部の佐々木さん、荒川さんの繋がりや、WeWorkコミュニティーチームにご協力いただきながら、入居企業にプレゼンを行い、7社の皆さまと共同開催できることになりました。

どの企業の担当者さまも、「ぜひ一緒にやりましょう!」と快諾いただき、「参加者が楽しめる企画づくり」という同じ目標を持つ者同士、スムーズに準備を進めることができました。

当日の様子

当日は35組の親子が集まり、総勢70名以上の方々にご参加いただきました。

受付でお配りしたプレゼントボックスには、「WeWork KIDS DAY」オリジナルデザインのしおりとステッカーやお菓子、そして各社のノベルティグッズ、一人ひとりの名前が印字されたオリジナル名刺を詰め込みました。

ボックスに同封したしおりには当日の流れや地図が描かれており、子どもたちにちょっとした達成感やワクワク感を味わってもらえたらと、コンテンツを体験したらシールを貼っていく仕様にしました。

開始の時刻を迎え、まずは開会式からスタート。開催企業を代表して、WeWork渋谷コミュニティマネージャーのNanaさんと私より挨拶させていただいた後、各企業の担当者の方に、企業紹介とコンテンツ内容の説明をしていただきました。

今回は5人1チームで各企業がコンテンツを提供するブースを回ってもらう形式を取ったため、同じチームの子ども全員に自己紹介を行う場を設けました。初対面の人たちの前で、緊張しながらも一生懸命伝える子どもたちと、その姿を見守る親御さんたち。自己紹介が終わるたびに拍手が起こっていました。

自己紹介後は、いよいよコンテンツ体験です。事前アンケートを参考に、一人につき3社のコンテンツを体験していただきました。

簡単ではございますが、写真と共にそれぞれのコンテンツをご紹介いたします。

・決済システム体験(Adyen Japan株式会社提供)

会議室をお店に見立て、好きなお菓子や小物を選んでクレジットカードで決済をする体験をしました。普段、大人がしている「ピッ」と支払う体験ができて、満足そうな子どもたちの様子が印象的でした。

・ドローン飛行体験(株式会社スカイピーク提供)

会議室でドローンを飛ばす、ドローンパイロットの体験です。ドローンの活躍する未来を動画で勉強した後、実際の機体を間近で観察し、最後にドローンを操縦してお菓子をゲットしていました。

・プログラミングゼミ体験(株式会社ディー・エヌ・エー提供)

タブレットを使ったプログラミングゼミでは、ドラゴンを避けながらミッションをクリアするというパズルに挑戦しました。クリアすれば次のステージに進むことができるため、夢中で挑戦していました。

・オリジナルキャラクター制作体験(株式会社ピタ提供)

ピタさんのコンテンツでは、キャラクター制作のプロにアドバイスをもらいながら、A~Zの好きな形を選んで、多彩な色鉛筆を使った自分だけのオリジナル妖怪を生み出しました。名前や特徴、弱点も考えて発表をしていました。

・社員との名刺交換体験(日野コンピューターシステム株式会社提供)

オリジナル名刺を持って、社員の皆さんと名刺交換に挑戦。ビンゴのマスに書かれた相手を探して一生懸命名刺交換をしていました。見晴らしの良い45階のオフィスからの眺めに子どもも大人も感激した様子です。

・チェーンブレスレット作り体験(株式会社プチバトージャパン提供)

何種類もある洋服の端切れの中から好きな布を選び、自分だけのブレスレット作りに挑戦しました。かぎ針編みの難しさや奥深さを感じながら完成したブレスレットは特別な宝物になったようでした。

・ゲームを通じたPDCA体験(株式会社Life Reversal Gaming.提供)

パズルゲーム「ぷよぷよeスポーツ」のプレイを会議室の大画面で楽しみながら、目標設定の考え方を学ぶワークショップを行いました。協力プレイを通じて、親子の連携だけでなく子どもたち同士の仲が深まった様子も伺えました。

どのコンテンツも各社の創意工夫が凝らされており、笑顔でいきいきと、そして真剣に取り組む子どもたちの姿が印象的でした。「もっとやりたい!」「楽しかった!」という声が聞かれる中、あっという間に時は過ぎ、最後は記念撮影をして終了しました。

参加者の声

参加者からいただいたお言葉を、いくつか抜粋してご紹介いたします。

・子どもに職場を見せるだけでなく仕事の体験の場を作ってくださり本当にありがとうございました。子どもの意外な一面も見れて親としてはとても学びの多い会でした。

・娘が、「また行きたい!」というくらい楽しめた様子で、日頃ない体験をさせてあげられて大変満足です。

・一緒に回った他社のお子さんに、自分から積極的に声をかける子どもの姿に驚き、成長を感じました。色々なコンテンツを楽しそうに回っている様子を見ることができて嬉しかったです。

・受付でのウェルカム感や、その後チームに分かれて席について案内を聞いてから各アトラクションに進む動線含めて無駄がなく、素晴らしい運営だと思いました。

企画賛同企業の方々からの声

最後に、企画賛同企業の方々からいただいたお言葉を抜粋してご紹介いたします。


●Adyen Japan株式会社 吉田さま
この度は参加させていただき、ありがとうございました。子ども達の笑顔や楽しそうにしている姿を見ることができてよかったです。WeWork内で働く色々な企業様のことを子どもが実際に経験することで、体験的な学びになる機会でした。子ども達にとって好奇心の幅を広げるいいチャンスになったらいいなと思います。ギークスさま、ご準備や各企業様との調整本当にありがとうございました。プレゼントBOXやイラストもかわいくてとっても子ども達も喜んでいました。これからもどうぞよろしくお願いします。

●株式会社スカイピーク 高野さま
未来を担う子どもたちにドローンとその可能性を伝える機会をいただき光栄でした。子どもたちが真剣に学び、体験する姿を見て「ドローンと共存する未来」を共に創り上げていく希望を感じました。今後もスカイピークは、学びの場の提供を通じて次世代人材のキャリアの選択肢を広げるとともに、未来技術の社会受容性向上に貢献していきたいと考えています。

●株式会社ディー・エヌ・エー 樋口さま
大変貴重な機会をいただきありがとうございました。運営のスムーズさやギフトボックス、参加各社のコンテンツの充実ぶりなど大変満足度の高いイベントとなりました。ブースに来るお子さんたちが大変楽しそうにご参加いただいている様子を拝見して、私どももうれしく思いました。また、WeWork各社様とも新たなかかわりを持つことができ、今後も機会があれば参加したいと考えています。

●株式会社ピタ 杉浦さま
アニメや漫画における「キャラクターデザイン」を体験してもらいました。日常的にアニメに触れている子どもたちなので、想像力が豊かで豪快!「これは水をかけられたら小さくなるんだ」「書き順を間違えると出てくる妖怪だよ」など完成した一つのキャラクターからストーリーが浮かび上がってきました。子どもの無限の発想力とそれを周りで見る親御さまの笑顔が見られて、素晴らしい機会でした。

●株式会社Life Reversal Gaming. 高木さま
ゲームから学ぶ目標設定のワークショップでは数名の親御様にも参加をしていただきながら開催をいたしました。ゲームの選択が「ぷよぷよeスポーツ」であったこともあり、親御様がお子様に教えていただけるシーンもあり、ゲームでの学習の方法も少しご理解いただけていたら嬉しく思います。印象的だったのはお子様同士なかなかコミュニケーションが最初は取れていませんでしたが、ゲームをする中で自然と会話や「〇〇くん、〇〇ちゃん上手だね」という声掛けも生まれ、関係の構築につながったように感じました。

●WeWork渋谷スクランブルスクエア コミュニティチーム Kazuyoさま
WeWork渋谷スクランブルスクエアとしても、今回初めて企業を超えたキッズデーイベントの開催となりました。発案から開催まで、他のメンバーさん計7社を巻き込んで約70名規模のイベントを実施できたのは、普段から拠点内でメンバーさんとの交流があったギークスさんだったからこそ実現できたイベントだなと身をもって感じました。親御さまのお仕事をアクティビティを通して学ぶことで、楽しみながら知識を増やし、貴重なお仕事体験をしてもらうことができました。参加されたお子さん達が満足した表情でWeWorkを後にする姿がとても印象的でした。

皆さま、温かいメッセージを本当にありがとうございました!ぜひ引き続きイベント開催などをご一緒できたら幸いです。

「WeWork KIDS DAY」を終えて

「せっかくなら前年度よりパワーアップした内容にしたい」「せっかくならさまざまな企業の方々と協力してつくりあげたい」といった気持ちからスタートさせた「WeWork KIDS DAY」。改善点はありつつも、無事に第1回目を終えることができたのは、ひとえに開催企業同士が協力できたお陰です。社員やそのご家族、パートナーといったステークホルダーを想う気持ちは同じであり、そうした企業同士が力を合わせることで新たな価値や取り組みを生むことができるのだと実感した機会でした。

一度で終わらせるのではなく、継続的に開催し、そしていつかWeWorkの別拠点でも開催できるイベントに育てていけたらという密かな野望も抱いています。

これからもギークスは、持続可能な社会の実現、継続的な企業価値の向上を両立させるため、メンバーやご家族、パートナーの方々の「Well-being」を追求した取り組みを続けてまいります。