INTERVIEW 2023.11.02

妥協を許さない姿勢が、次の成功体験につながるーBuddy賞受賞者 中西インタビュー

妥協を許さない姿勢が、次の成功体験につながるーBuddy賞受賞者 中西インタビュー

ギークスグループでは半期に一度、全社員が参加するギークスアワードにおいて、Buddy賞の授賞式が行われます。

Buddy賞とは「挑戦」「楽しむ」「成長」のギークスサイクルを体現し、ギークスのメンバーの行動指針でもある「10の心得」を実践するなど、最も活躍したメンバーに贈られる賞です。社員投票をもとに選出されます。

▼ギークスアワード

今回は、2022年度下期に続き、2023年度上期のBuddy賞を受賞したIT人材事業本部 EP部の中西に話を聞きました。

▼前回インタビュー

「選ばれるだけのことはやってきた」壇上で伝えたかった想い

中西:IT人材事業本部 EP部/2021年新卒入社。ITフリーランスの方々のキャリアに寄り添い、案件探しをサポート。EP部のトップセールスとして活躍する傍ら、後輩指導にも力を注ぐ。親しみのある人柄で事業部を明るくする存在。2022年度下期Buddy賞からの連続受賞を果たす。

ー受賞おめでとうございます!Buddy賞として、サプライズで名前を読み上げられた瞬間の率直な思いを教えてください。

驚きはあったものの、選ばれて安堵した気持ちが大きかったです。
2023年度上期は、我ながら頑張った、登壇できるだけのことをしたという自負がありました。「私が選ばれないのであれば誰が選ばれるんだ」と思うだけのことはやりきったので、頑張りを認められたようでとてもホッとしたんです。

ー登壇した姿からは落ち着きも感じられました。

私は最後のBuddy賞受賞者として名前を呼んでいただきました。それまでの受賞者の登壇したスピーチを聞いて涙したり、感激したりした後で、感情が落ち着いてきた時に呼ばれたので、そう見えたのかもしれません。また、「スピーチで変なことを言わないように、落ち着かないと」と自制していたからそう見えたのかなと思います(笑)。

ーなるほど(笑)。自制して臨んだというスピーチでは、どんなことを伝えたかったのでしょうか。

まずは、自分への労いです。本当に頑張ってくれてありがとうと自分自身に伝えました!

そして、周りへの感謝です。2023年度上期は、個人としても事業部としても苦しいタイミングもたくさんありました。そんな環境下でも一緒に走り抜けてくれたメンバーへの感謝を伝えたかったです。

最後に、後輩たちへの激励です。私が受賞できた姿を受けて、後輩たちの刺激になってくれたらと思っていました。前回(2022年度下期)のBuddy賞受賞という成功体験が自信につながり、それが成果として現れ、今回の受賞に至りました。大変な状況でも、頑張っていればその先に良かったと思えることがあるよ、そして、成功体験が次の成功に向けた原動力になるよと伝えたかった。ちょうど今回のギークスアワードには内定者の皆さんも参加していたので、社会人の先輩として何かしら心に残るようなメッセージが伝えられたらというのも意識していました。

ーそのメッセージはメンバー一人ひとりに響いていたと思います。また、当日は同期の伊藤さんからお祝いコメントがありました。その時の率直な感想を教えてください。

本当に嬉しかったです。伊藤くんとはお互いにクリエイティブ系の職業につくか迷った末にギークスに入社を決めたという経緯もあり、感性・価値観が似ているので、日頃から色々な話をしているんです。そして、仕事ぶりやメンバーに対する姿勢にいつも刺激を受けている存在です。リスペクトしている同期に認めてもらい、お祝いのメッセージをもらえて本当に嬉しかったですね。

ー受賞後、仕事に対する気持ちなどに変化はありましたか?

「次は後輩たちがBuddy賞に選ばれるように導いていかないといけない」と強く感じています。
前回の受賞を経て、今まで先輩たちに甘えてた状況から脱し、周りを引っ張っていく存在にならなければいけないと思い、行動も変化させてきました。

メンバー全員が良い成果を出し続けられる組織が、良い組織だと思うんです。今回の受賞を機に、私なりの成功体験をしっかりとメンバーに伝えていくことで、そうした組織づくりを実現していきたいと思っています。とはいえ私もまた受賞を狙うつもりですし、負ける気はありません。

成果を出すために妥協はしない

ーここからは、中西さんの仕事について聞かせていただきたいと思います。業務内容について教えてください。

入社から一貫してEP部に所属し、ギークスにご登録いただいたITフリーランスの方々に案件をご紹介、成約までご案内するのがメインの業務です。通常業務に加えて、メンターとして後輩育成も担っています。

ー5月にユニット制が導入されたことによる変化はありましたか?

体制変更により、営業部・CS部のメンバーとユニットを組んで仕事を進めるスタイルになったので、ITフリーランスの方や企業の情報を早い段階からキャッチできるようになりました。得た情報から双方のニーズを汲み取り、スピード感を持って人材の紹介や案件を提案し、成約もより多く出せるようになりました。

これまでのEP部の通例とされていたやり方を見直すキッカケになり、自分なりの営業スタイルを確立することができたなと思います。

ーBuddy賞の社員投票コメントでは、中西さんの圧倒的な成果と、周りへの惜しみない情報提供・密なコミュニケーションに対する評価が高かったと聞いています。ご自身で振り返るといかがでしたか。

そう言っていただけるととても嬉しいです。
EP部ではどんな状況であれ、自分や部門の目標は必ず達成しなければいけないという意識が染み付いているので、当たり前の基準を落とさないように心掛けていました。自己目標は達成していても組織目標が達成していないのであれば、周りのメンバーが成果を出せるような動きを積極的に取らなければいけません。

正直、大きな組織体制の変化により、自分のことで精一杯のメンバーも少なくありませんでした。
そうした状況で自分に何ができるかを考えた中の1つが、情報発信でした。

IT人材事業においては、些細な内容でも案件やITフリーランスの方の情報がアップデートされるのは、成果につながる有益な情報です。自分の担当クライアントではない内容の情報であっても、その情報が誰かの役に立つかもしれない。

そんな思いから、さまざまな情報をメンバーにアウトプットすることを心がけていました。

コミュニケーションに関しては、先輩後輩関係なく忌憚のない意見を伝えるようにしていましたね。
他のメンバーから得た情報や判断が本当に正しいのか、見方を変えることによって状況が変わるのではないか、そこに相手の思い込みが入っていないかを判断するためにも、ぶつかることを恐れず向き合うことを大切にしていました。

ーお話を聞いていると、中西さんの妥協を許さないスタンスが伺えます。

このスタンスは先輩方から指導いただき身についたものです。新卒の頃にメンターとしてお世話になった安居院さん(現:マーケティング開発部リーダー)の影響が特に大きいですね。一人ひとりの成果が組織や事業に大きな影響があること、自分がやるべきことはやり切らなければいけないことは先輩方の姿勢を見て学んできました。

先輩方の仕事への想いや姿勢から得た影響は非常に大きく、私が学んできたことを後輩たちにも繋げていきたいと思っています。

これから迎える新しい挑戦。自分も組織も前へ進むためにできること

ー仕事において大事にしている10の心得とその理由を教えてください。

前回お話したとおり、一番大切にしているのは「感動創造集団。」です。私がギークスに入社したのも、この心得に惹かれたことも大きかったです。

「感動」とは、期待値を超えることだと思っています。求められていることを実現するだけでは、相手に与えられるのは安心感のみ。感動は生まれません。求められている以上の価値を出せてこそ、初めて感動は生まれるものだと思っています。

加えて、2023年度上期に意識したのは「Speed!Speed!Speed!」です。体制変更を経て組織としての最適化を目指していくためには、PDCAをどんどん回すことが大切だと考え、今まで以上にスピードを意識して仕事に臨んでいました。

ーそんな中西さんの今後の挑戦について教えてください!

1月からマーケティング開発部に異動を予定しています。EP部で培ってきたこれまでの経験を活かし、ギークスのサービスのファンを増やしていきたいという想いで自ら志願しました。

ー新たなポジションで活躍するにあたり、成長しなくてはと思っているポイントはありますか?

視座を上げることです。今まではITフリーランス一人ひとりにしっかり向き合い、企業とのマッチングを図ることでIT人材不足という課題解決に挑んでいました。
今後はマーケターとして、俯瞰した視野を持ち市場全体に目を向けることで、社会課題に対するギークスのあるべき姿を見出し、より「選ばれる会社」になるための訴求方法を打ち出していきたいと考えています。

ーありがとうございました!

組織としての最適化を目指し、当たり前を大切にしている中西さん。
妥協のない強い姿勢と、周りを思いやる心、インタビュー中に垣間見えた明るい人柄に、事業部で絶大な信頼を誇る理由を感じました。
マーケティング開発部での中西さんの新たな挑戦は、ギークスを新たなステージに導く原動力になるでしょう。今後の中西さんのご活躍にも目が離せません!

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