INTERVIEW 2025.11.14

人事労務として、ギークスの成長と挑戦を支えるー2025年度上期Buddy賞受賞者 増山さんインタビュー

人事労務として、ギークスの成長と挑戦を支えるー2025年度上期Buddy賞受賞者 増山さんインタビュー

ギークスでは半期に一度、全社員が参加するギークスアワードにおいて、Buddy賞の授賞式が行われます。

ギークスメンバーの「挑戦と成長」の結晶。仲間を讃える文化を体現した、2025年度上期ギークスアワードをレポート!

Buddy賞とは、ギークスが大切にしている「挑戦・楽しむ・成長・感動」という仕事に臨む姿勢を体現し、メンバーの行動指針でもある「10の心得」を実践するなど、半期に最も活躍したメンバーに贈られる賞です。 社員投票をもとに選出されます。

今回は、2025年度上期のBuddy賞を受賞したコーポレートデザイン部 人事労務チーム 増山さんに話を聞きました。

役に立てている、という自信に繋がったBuddy賞

ーBuddy賞、受賞おめでとうございます!当日、お名前が呼ばれた瞬間の率直な気持ちを教えてください。

正直、Buddy賞を受賞できる自信はありませんでした。実は、給与計算を担当している関係で、いつもはBuddy賞の副賞ボーナスの反映のために、事前に受賞者リストを確認しているのですが、今回はそのリストに経営管理本部の名前がなかったので、「受賞はないだろう」と思っていました。

プレゼンターのIT人材事業本部の小川さんが「経営管理本部の…」と読み上げたのが聞こえた瞬間は、頭の中に「ん?」とハテナが浮かびました。そして、自分の名前が呼ばれたときには驚きで頭が真っ白になってしまって、「え?私?」「スピーチ考えてない…」「家族に報告しなきゃ」と混乱していました(笑)。

ギークスには中途入社しましたが、前職ではこういった表彰もなかったので、人生で初めての、貴重な経験になりました。

ーBuddy賞のトロフィーは、コーポレートデザイン部 人事労務チーム リーダーの笠置さんから受け取りました。お祝いのメッセージも含め、壇上ではどのような気持ちだったんでしょうか。

入社して1年半が経ち、人事労務チームとしてちゃんと役に立てているのか、貢献できているのか不安に思っていたので、Buddy賞と笠置さんからのお祝いコメントを受けて、やっと認めてもらえたような気がして、とても嬉しかったです。

登壇した際は、緊張で何を話したのかあまり記憶がなくて、いつも支えていただいているチームのメンバー、コーポレートデザイン部の皆さんに存分に感謝の想いを伝えられなかったことが心残りです。受賞後、すぐに直接お礼をお伝えしにいったのですが、あの場でもっと素直な気持ちを伝えられればよかったなと思っています。

ー心残りという言葉が出てきましたが、受賞者スピーチではしっかりと人事労務チームの方々への感謝の気持ちが伝えられていました。

本当ですか?緊張で記憶もなく、頭も真っ白だったので、そう言っていただけると少し安心できました。

前職の社会保険労務士事務所では、複数のクライアントの給与計算や社会保険手続き、労務相談などを担当していたのですが、ギークスに転職してきて、事業会社の人事労務に初めて携わることになり、「こんなに業務の幅が広いのか」と圧倒されたのを覚えています。

入社当初は分からないことだらけだったんですが、上司の笠置さんが本当に根気強く、基礎から丁寧に教えてくださり、また、チームメンバーの帆足さんからも多くのことを学んでいます。経営管理本部だけでなく、現場のIT人材事業本部の皆さまとのやりとりもありますし、たくさんの方々に支えられて、受賞できたと感じています。

メンバーにとって、本当の意味での「働きやすさ」を追求する

ー増山さんの普段の業務内容についても教えてください。

人事労務チームの一員として、給与計算、入社退社の社会保険の手続き、入社ガイダンス(会社概要、評価制度の説明)、産休・育休関連業務 退職者面談、福利厚生周りの運営、健康経営などの業務を行っています。

入社初日の皆さんと必ずガイダンスでお会いするのですが、初日独特の緊張感などをほぐせるように、明るい雰囲気を伝えられればいいなと最近は思っています。

ーご自身の中で、Buddy賞を受賞できた要因はどのような点にあると考えていらっしゃいますか。

具体的な業務で言うと、前職での経験を活かし、今年の4月・10月に行われた育児・介護休業法の改正対応をスムーズに進められたのが大きかったと思います。

法改正への対応を初めて主担当として携わったのですが、若手メンバーが多く在籍しているギークスにとって、育児や介護はメンバー一人ひとりの「働きやすさ」に直結する重要な部分です。これから手続きが増えていくことが予想されますし、会社の未来を思ってしっかりとやり遂げたいと強い責任感を持って取り組みました。会社の対応方針を整理し、関係者と調整しながら形にしていくのは初めての経験で、成長の機会をいただけたなと感じました。

上司から「時間があれば申請してみたい」と話が出ていた助成金申請にも自発的に手を挙げ、トライし、無事に受給まで進めることができました。通常業務だけでなく、会社にとってプラスになる取り組みを進められたことも、受賞に繋がったのではと思っています。

ー上期を振り返って、特に印象に残るエピソードはありますか?

人事労務業務は1年で1周するので、入社から1年半が経った上期の多くの業務が「2回目」の経験でした。1年目は覚えることに必死でしたが、2年目の今は少し余裕を持って業務全体を見られるようになり、「なぜこの処理が必要なのか」「もっと効率化できるのではないか」と、背景やプロセス全体を意識しながら取り組むことができました。

結婚や妊娠・出産といったメンバーのライフイベントを、最初の届出から職場復帰まで、一貫してサポートできたことは特に印象に残っています。人生の節目に関わる業務なので、丁寧に対応することを心がけたのですが、復職された方から「増山さんがサポートしてくれたおかげで、安心して産休・育休を取れた」と言っていただけた時は、人事労務としてのやりがいを強く感じましたし、とても嬉しかったです。

定型業務の中でも「変化を生み出す側」でありたい

ーここからは増山さんご自身のことについて伺いたいと思います。Buddy賞インタビューでは恒例なのですが、好きな「10の心得」を教えてください。

「変化を楽しむ」です。人事労務の仕事は定例業務が多く、正確性が求められるのですが、会社が急成長している中で組織体制や制度は常に変化しています。その変化を受け身で対応するのではなく、効率化を進めたり、メンバーの皆さまにとってより良い仕組みに変えたりと、「変化を生み出す側」として関わりたいと思っています。

ー「変化を楽しむ」以外に大切にしていることはありますか?

「挑戦する」姿勢を大切にしていて、新しい業務や分からないことが出てきても、まずは挑戦してみます。実際に手を動かす中で課題や発見が見えてくることも多く、失敗を恐れずに挑戦することが自分の成長に繋がっていると感じています。

先ほどもお伝えしたように、業務の正確性が重要なので、挑戦するにもチームのサポートが不可欠です。上司やチームメンバーからいつも声をかけていただき、安心して挑戦できる環境を作ってくれていることにも、心から感謝しています。

ー直近で成長・変化できたと感じていることはありますか?

以前は、正確な書類作成に意識が集中しがちでしたが、最近はメンバーと直接コミュニケーションを取りながら、「どう伝えたら一番わかりやすいか」「相手が本当に聞きたいことは何か」を深く考えるようになりました。

人事労務はセンシティブな内容のご相談を多くいただく部門でもあります。法律用語や専門用語をそのまま伝えるのではなく、背景やポイントを補足することで、「丁寧で分かりやすい」「増山さんに聞けば安心」と言っていただけるように、人事労務担当としてもっと信頼してもらえるようになりたいと思っています。最近では相談をいただく機会も増え、少しずつ信頼してもらえるようになったのが嬉しいです!

ー最後に、今後の目標をお願いします。

Buddy賞をいただいたことで、自分の仕事がギークスの成長に貢献できていることを実感できました。この受賞を励みに、さらなる貢献を目指していきたいです。

ギークスは若い世代のメンバーが多く、これから様々なライフイベントを迎える方がますます増えていくと思います。そうした方々が、キャリアを諦めずに仕事と育児を両立できるような環境を整えていくことが、今後の大きな目標です。業務の範囲を広げ、福利厚生や健康経営などにも携わり、改善提案を行い、気づきを与えられるような存在になっていきたいです。ゆくゆくは、働きやすい環境づくりの成果として、会社でいろいろな認定を取得できるように、基盤を整えていきたいと思っています。

ギークスは「やりたい」と手を挙げればチャレンジさせてもらえる環境なので、自ら動いて経験を積んでいきたいですね。

ーありがとうございました!

能動的な挑戦と「変化を楽しむ」姿勢でギークスメンバーの働きやすい環境作りに邁進する増山さん。

特に、法改正対応や助成金申請といった専門性の高い領域で会社に貢献し、メンバーの安心安全を支え、組織の成長に繋げています。次なる目標を語る増山さんの、今後のますますの活躍を心から応援しています。

改めまして、2025年度上期Buddy賞の受賞、本当におめでとうございます!

RELATED BLOG