INTERVIEW 2025.05.12

「成果に繋がるブランディング」を目指し、仲間と共に駆け抜けた半期ー2024年度 下期Buddy賞受賞者 大和さんインタビュー

「成果に繋がるブランディング」を目指し、仲間と共に駆け抜けた半期ー2024年度 下期Buddy賞受賞者 大和さんインタビュー

ギークスグループでは半期に一度、全社員が参加するギークスアワードにおいて、Buddy賞の授賞式が行われます。

喜び、達成感、賞賛、涙。さまざまな感情が集まった、2024年度下期ギークスアワードをレポート!

Buddy賞とは、ギークスが大切にしている「挑戦・楽しむ・成長・感動」という仕事に臨む姿勢を体現し、メンバーの行動指針でもある「10の心得」を実践するなど、半期に最も活躍したメンバーに贈られる賞です。 社員投票をもとに選出されます。

今回は、2024年度下期 Buddy賞を受賞した、IT人材事業本部 マーケティング部の大和さんに話を聞きました。

悔しさを乗り越え、仲間に支えられ踏ん張った半期

大和:IT人材事業本部 マーケティング部 MRKチーム 2023年10月中途入社
入社後はマーケティング部に所属し、主にITフリーランス向けに、ギークスとの関係性における最初の接点をつくり続けている。ITフリーランス専門の案件検索サイト「geechs job(ギークスジョブ)」のリブランディングを先導し、サービス認知に貢献。周囲を巻き込み、先読みして手を差し伸べる姿は部内外から厚い信頼を集めている。2024年2月・6月・9月度月間MVP受賞。好きな10の心得は「想いを語る」。

ーBuddy賞、受賞おめでとうございます!ギークスアワード当日、受賞者として名前を読み上げられた瞬間の率直な思いを教えてください。

驚きが一番大きかったですね。前回のギークスアワードは受賞者が4人だったので、今回もそのくらいの人数になるのかなと思っていました。私の名前を呼ばれたのが5人目だったので、「まさか」でした(笑)。

上期のギークスアワードでは、マーケティング部から一人も受賞者が出なかったんです。誰も選ばれなかったことの悔しさと、小澤部長に対する申し訳なさもあり、苦い思い出となっていました。なので、こうして受賞できたことは自分が嬉しいのはもちろんなのですが、それ以上に部署に貢献できたことによる充足感の方が大きいかもしれません。

ーステージ上では、どのような想いでスピーチをされたのでしょうか。

自分を信頼し仕事を任せてくれる小澤さんや、辛い苦しい状況の中一緒に駆け抜けたマーケティング部のメンバーへの感謝を伝えられたらと思っていたのと、日頃自分がどういうスタンスや気持ちで仕事に臨んでいるのか、業務があまり見えない職種だからこそ皆さんに知っていただける機会になればいいなと思っていました。

また、私は「geechs job(ギークスジョブ)」のリブランディングを担っていることもあり、社内からどう評価されているのか不安な一面もあったのですが、認めてもらえているのかなと。リブランディングに関わった、業務委託のメンバーの方々も含め報われたような気がして、ホッとしました。

ーお祝いコメントは小澤さんよりいただきました。

小澤さんからは、10の心得を体現している人材であることや、成果を出すために周囲を巻き込んで行動したことに対してコメントをいただきました。

私はWebディレクターを務めており、手を動かすというよりはプロジェクト全体の指揮と管理を担うポジションにいます。そのため、企画やデザインなどを担当してくれるメンバーがいなければ、役割を果たすことができないんです。関わるメンバーが多いからこそ、ただのタスクではなく依頼の背景や意図を伝えたり、実装後に見えた成果を細かく共有したり、どんな局面においても前向きに話すなど、「いかにみんなが楽しく取り組めるかどうか」を意識していました。

そういった面を見ていてくれたことが嬉しかったですし、コメントの中で「現場メンバーが誇れるようなブランディングを一緒につくっていこう」と改めて伝えてもらったことにより、一層気が引き締まる想いでした。

ーマーケティング部の関係性が伝わってくるエピソードも印象的です。受賞時の皆さんの反応はいかがでしたか?

嬉しくて泣いてくれるようなメンバーもいて、とてもありがたいなと思いました。受賞後に改めてメンバーそれぞれに感謝の気持ちを伝えたのですが、「一緒に働けて光栄です」とお互いを讃え合うような関係性で、とても良いチームワークだなと思っています。

ギークスアワードの後に、マーケティング部のメンバーで飲みに行ったのですが、当日にも関わらずホールケーキを用意してくれるというサプライズもありました。本当に良い仲間に囲まれて仕事ができているなと改めて感じる日となりました。

ー皆さんに見えづらい仕事だというお話もありましたが、どのような業務を担当されていますか?

マーケティング部は、企業とITフリーランスそれぞれに対して、ギークスとの関係性における最初の接点をつくり続ける部門です。私はWebディレクターとして、ギークスのサービスサイト上で見えているもの全てを管理し、どう覚えてほしいのか・どういうイメージを持ってほしいのか・それをどう具現化していくのかを検討し、そのための進行管理や要件定義などを行っています。また、サイトへの訪問者を増やすためのSEO対策も担当しています。

▲リブランディング後の「geechs job(ギークスジョブ)」のTOPページ

ーこの下期はどんな半期だったのでしょうか。

振り返ると、「苦しい」が強いかもしれません。下期の前半は部としてもなかなか成果を出すことができず、事業部にも迷惑をかけてしまいました。思うようにいかず、自分の役割を果たせていない感覚もあり、自身もネガティヴな雰囲気を漂わせてしまうことも。

そんな空気ではありましたが、部署内でメンバーそれぞれが課題に向き合って考え、どの施策が効果的なのか、折れずに前を向いてとにかく行動し続けました。無事に目標達成まで駆け抜けた時は本当に心から嬉しかったですし、達成会は楽しすぎて写真を撮り忘れたほどです(笑)。

Webディレクターとしても、「成果に繋がるブランディング」を目指し、懇々と考え取り組んだ結果、リブランディングした「geechs job」のサイトをリリースした後のコンバージョンは前年と比較して倍くらいに上昇しました。振り返ると、踏ん張りどきではありましたが、やれることはやった・できた半期だったのかなと思います。

想いを語り、強い組織へ

ーBuddy賞インタビューではお馴染みなのですが、好きな「10の心得」を教えてください。

「想いを語る」ですね。小澤さんを見ていると特に思います。小澤さんは常に前向きで、1on1でも、ダメなことがあった上で、「じゃあこれからどうする?」と建設的に未来に向かえるようなフィードバックをしてくださるんです。

入社時は「No.1しか興味ない」が一番好きで、今でも大切な心得ではあるのですが、ギークスに入社して、初めてチーム体制で働いたことによって、No.1の実現にはコミュニケーションが欠かせないことを実感しています。

ー初めてのチーム体制というお話がありましたが。

前職では、SaaS企業にて一人でマーケティングを担当していました。企画・デザイン・制作を一人で全て行っており、人と関わらずに業務が完結するような形でした。

ギークスに入社して、チームで仕事をする感覚がとても強くなったと思います。これまではタスクを一人で抱え込んでしまうタイプでしたが、人を頼るという選択肢を持つことができたことによって、物事を俯瞰して見れるようになりました。向き不向き・得意不得意は誰にでもあるということを理解し、その上でプロジェクトがうまく進むように、かつ関わったメンバーが楽しく働けるように、全体最適を考えた動きができるようになったんです。視野が広がって、目に留めるポイントも変わってきました。

私自身としても、チーム体制で働けるのはとても楽しいですね。目標に向き合って一丸となって頑張る時間も、その結果達成したときの喜びも、どれも大切ですし、マーケティング部のメンバーが評価をされた時は本当に嬉しいです。

ーメンバーへの熱い想いが伝わってきますね。そんな大和さんは仕事に取り組む中で、どんなところを意識されてますか?

自責・感謝・リーダーシップという言葉が部署で掲げられていたのですが、その中でも特に意識しているのが自責思考です。

ギークスのサービスサイトのWebディレクションを担っているのは、社員の中で私だけです。そのため、サービスサイト上で何かあった時は、その全責任を自分が背負うという強い覚悟を持って仕事に臨んでいます。

ほんのちょっとの妥協でも、見た人には必ず伝わってしまいます。「こだわりすぎて、うるさい」と事業部メンバーに思われているかもしれませんが(笑)、そのくらいの責任とプライドを持って仕事に向き合っていますし、たとえどう思われようともこの気概は持つべきだと考えています。

また、ディレクション担当としてメンバーを巻き込む時には、「なんでもします」というスタンスを心掛けています。マーケティング部のメンバーはそれぞれ担当領域が分かれているので、ただやりたい!手伝って!と伝えるのではなく、なぜそれが必要なのか、どういった効果につながるのかの背景をしっかり伝え、関わってくれたメンバーのKPI達成につながるような提案アクションを取ることもあります。一方的な指示役として上から目線にならないよう、自らも手を動かし、相互にコミュニケーションをとり、納得した状態で取り組んでもらうことを意識しています。

「現場が誇れるブランド」をつくる

ーここからは今後のお話もお伺いしたいと思います。今後成長していきたい点や、その達成に必要なことはなんでしょうか?

現場の解像度をもっとあげて、視座を高めていきたいと考えています。私は中途入社でマーケティング部に入社しており、ギークスでの営業・EP・CSの経験はどれもない状態です。「現場が誇れるブランディング」をつくっていくためには、立案する施策と現場とのズレがないように動いていく必要があります。

各部署とのコミュニケーションや連携はもっと深める必要があると思っていますし、関係性を築けるように、積極的に行動していきたいと思っています。「大和に投げたらうまくいく」と頼ってもらえるような存在を目指したいです。

ー今後の目標についても教えてください!

繰り返しにはなりますが、ブランディング施策の推進・浸透です。

「選ばれるべくして選ばれるサービス」をつくるためには、他エージェントとの差別化が必要で、そのためにはブランディングが必要になります。頭でっかちで進めるのではなく、IT人材/フリーランス市場への理解を深め、現場のメンバーにも根付くようなブランドを目指し、顧客の第一想起に貢献したいと考えています。

ギークスを「共に頑張る仲間」と思っていただきたいという想いから「geechs job」は「フリーランスの先輩」と打ち出しています。ブランドを明確化し、存在感をより高めていくことが、ご登録いただいているフリーランスの方々の選択肢に繋がり、事業ミッションである「働き方の新しい『当たり前』をつくる」の達成を推進できるのだと考えています。

Buddy賞を受賞したからこそ、もっと成果を出せるように頑張らなければと思いますし、同じ部署内で活躍しているメンバーにも今後獲ってほしいですね。自分が受賞するよりも、その方が嬉しいかもしれません。

ーありがとうございました!

ブランディングに懸ける熱い想いと、共に働くメンバーへの感謝・愛情を存分に話していただいた大和さん。謙虚な姿勢とひたむきに努力する強さを持ち、メンバーから慕われる姿は「モテる人間になる」を体現していると感じました。

今後、ギークスのサービスブランディングがどういった進化を遂げていくのか、今からとても楽しみです。今後の益々の活躍を期待しています!