SERVICE 2024.05.09

ITフリーランス市場における需給トレンドを表す「ギークス案件倍率レポート」 ~四半期累計での案件倍率は8.60倍に~

ITフリーランス市場における需給トレンドを表す「ギークス案件倍率レポート」 ~四半期累計での案件倍率は8.60倍に~

ギークス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:曽根原 稔人、以下ギークス)は、案件数と案件を探すITフリーランスの人数から算出した「案件倍率」をまとめた、「ITフリーランス案件倍率レポート」を発表いたします。このデータは、ITフリーランス市場における需給トレンドを表すもので、ギークスでは、本レポートを四半期に一度発表しており、今回は2024年1〜3月の案件倍率をまとめています。

2024年1~3月における案件倍率のトレンド

2024年1月から3月において、案件数・案件を探すフリーランスともに、前年度同時期よりも増加し、案件倍率は、1月:9.44倍、2月:8.43倍、3月:8.09倍、四半期累計では8.60倍となりました。

案件数は前年度と比較して、1月:139%、2月:142%、12月:110% と推移しており、本四半期の案件の内訳としては、社内システムの構築やデータ分析など、DX化を促進する企業増加による案件が見られる他、インバウンドの増加による旅行やレジャーに関連する案件も多く見られました。

企業から求められるスキルとして、引き続き「TypeScript」などのオブジェクト指向言語の案件が人気を集めています。その他、情報セキュリティに対するリテラシー、セルフマネジメント能力、チーム全体の業務の進捗状況を言語化し、すぐにアラートや相談を投げられるスタンスなどを求める声もあがっています。また、要求分析や設計、品質管理などの上流工程も担えるハイスキル人材をフリーランスで検討する傾向が見られます。

案件を探すフリーランスに関しては、前年度と比較して1月:196%、2月:157%、3月:144% と推移しており、3月の年度末のタイミングで案件の切り替えを検討するフリーランスが多いのが特徴です。

2024年4~6月のトレンド見込み

案件数に関しては、4月は横ばいで推移する見込みです。人材競争が激化する中、着実なIT人材確保のため、採用活動を意図的に早くスタートさせる企業が多く、5月以降は案件が増加する傾向が窺えます。

また、実用化・普及の段階に入った自動運転や「EV100」などの動きから、自動車関連の案件も増加傾向にあり、4月以降も堅調に推移する見込みです。DX化推進にあたって発生する、データ分析や基幹システムの入れ替えなど、社内システム関連の案件も堅調に増加することが予想されます。

案件を探すフリーランスに関しては、4月は横ばい、5月以降は徐々に増加する見込みで、昨年度の案件倍率レポートと同様の推移が予想されます。企業には出社回帰の波が押し寄せてきており、フルリモートワークやハイブリッドワークでの参画を受け入れる企業は、ITフリーランスからの人気が集まりやすい傾向にあります。

ギークスの「IT人材事業」とは

「働き方の新しい『当たり前』をつくる」を事業ミッションに掲げ、ITフリーランスの働き方を支援し、企業とマッチングするサービスを展開しています。20年以上の支援による豊富なノウハウがあり、登録者数20,000名を超える日本最大級のエージェントです。キャリアアドバイザーの継続的なサポートによって、ITフリーランスのスキルや志向性を正確に把握し、企業のニーズに応える最適なマッチングを実現します。ギークスが技術力をシェアするプラットフォームとなることで、雇用にこだわらない人材活用で社会のIT人材不足を解消します。

<提供サービス>

・ITフリーランス専門の案件検索サイト「geechs job(ギークスジョブ)
・⼈材サーチ型のマッチングプラットフォーム「GEECHS DIRECT(ギークスダイレクト)」 
・ITフリーランス向け福利厚生プログラム「フリノベ

<本件に関するお問合せ先>

ギークス株式会社 広報 電話(050)1741-0301 pr@geechs.com

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