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変化の激しい福岡マーケット…フリーランス人材の活用で変化に備える!

1月31日、人材不足でお悩みの福岡の企業に向けて、フリーランス協会の主催する「高度人材活用セミナー」が福岡で開催されました。登壇者としてギークスも参加したセミナーの様子をお伝えします。

高度人材活用セミナーとは

事業の成長には、人材の力が大きく影響します。しかし、採用市場が激化する昨今、人材の獲得に苦戦している企業は少なくありません。このセミナーは、企業に属する「会社員」ではなく、自分のスキルを武器に「業務委託契約」で活躍しているプロフェッショナル、つまりフリーランス人材を活用して事業成長を促進したいと考えている企業に向けて開催されました。フリーランス支援事業を行っている企業3社が登壇し、フリーランス人材の活用について、パネルディスカッションを行いました。

【登壇者一覧】
株式会社サーキュレーション 九州支社長 久良木太士氏
ランサーズ株式会社 クオント株式会社 福岡支社長 谷脇良也氏
ギークス株式会社 福岡支店 部長 荻原祥

【第一部】採用市場の現状と課題


▲(写真左)株式会社サーキュレーション 九州支社長 久良木太士氏

第一部では株式会社サーキュレーションの久良木氏から、採用市場の現状と課題について解説いただきました。

久良木氏:東京など都心でも人材不足は問題視されています。労働人口の少なさもあり、東京以上に採用が苦しいのが地方です。しかも、有効求人倍率もあがり、競争環境は激化。一人の人材を採用するのに最低3ヶ月かかりますが、まず候補者を見つけることにも一苦労し、採用までの期間がズルズルと長引いてしまうこともあります。この現状を打破する解決策として、東京の企業を中心に増えているのが、フリーランスの活用です。東京以上に厳しい環境にある地方や福岡は、より一層これまでの採用手法以外の策に挑戦する必要があります。東名阪から人材を呼び込み、福岡での労働人口を増やし、母数を増やす必要があるという課題もあります。

久良木氏:政府による「働き方改革」が推進される中で、シニアワーカーやプリワーカー、フリーランスなど、様々な働き方を実践する人材は増えていきます。こうした変革に「東京だから」「福岡だから」と他人事のように捉えることで、福岡の順応はどんどん遅れてしまいます。海外では、スピーディーに問題を解決する手段として、フリーランス活用が有効だと認知されています。外部環境の大きな変化がある中で、福岡でも企業が変化の波に柔軟に対応することが必要です。

【第二部】3社のパネルディスカッション

セミナーの後半では、フリーランス支援企業3社によるパネルディスカッションを行いました。その一部を紹介します。

企業からどんな相談が多いか

「急ぎの納期に対応してほしい」や、「課題に対してそもそも何をすればいいのか?という解決策を提示してほしい」などの相談が多くあります。また、各社の傾向によると、最近では、会社の規模や業種も様々な企業から問合せをいただくようになったといいます。

どんなフリーランスを紹介できるのか

このテーマでは、各社の特徴がでました。ランサーズでは、優秀な人材には認定ランサーの称号を与えており、高いスキルを求める案件には、そうした優秀な人材をマッチングするそうです。
ギークスは、ITフリーランスに特化しており、高いスキルを持ったエンジニアやディレクター、デザイナーをマッチングしています。ギークスは案件とITフリーランスのスキルのマッチング精度にこだわっています。精度の高いマッチングを実現するため、ITフリーランスと対面で90分の面談を行い、詳細の経歴と今後のキャリアのヒアリングを徹底しています。

正社員を選択しないフリーランスの考え方とは

ひとつの技術やプロジェクトに縛られず、いろいろな環境で挑戦を求める方が多い傾向にあります。フリーランスは、雇用されることを望まない理由があり今の働き方を選んでいるため、案件参画後に社員になることに目を向ける人は多くありません。

フリーランス活用の成功事例

ここでは各社活用事例を紹介しました。

ギークスでは、システムリニューアル案件の成功事例についてお伝えしました。古くなってしまったシステムをリニューアルしたいが、既存のコードが難解で解読できず、進まないプロジェクトの案件に、ITフリーランスをマッチング。上流工程の経験がある方だったので、有識者のいない社内でリーダーシップを発揮し、見事プロジェクトを完遂させました。こうしたプロフェッショナル人材はなかなか採用が難しいので、フリーランス人材を活用したことで、スムーズに、かつ知見を得ながら進めることができました。

ランサーズでは、英語で書かれた投資結果の開示を依頼された案件についてお話されました。英語スキルとエクセルスキルを持つフリーランスをマッチングしました。忙しさに波がある業務のため、繁忙期に一部を外部に委託することで、人件費を変動費化したようです。ディレクション費を支払うと、ランサーズからディレクターがつき、フリーランスとの連携を一任することが出来ます。

サーキュレーションでは、クライアント企業内には保有できていない知識やスキルを持っている方を紹介するそうです。または、提案書や書類が理解しづらいなど、混沌とした状況の企業にプロフェッショナルなフリーランスを紹介し、まずは情報整理や優先順位付けを行ってもらうことで、課題解決しているようです。

その他にも、フリーランスを活用するときのポイントや、派遣・フリーランスの違いなどについてトークを展開しました。

これからの福岡に必要なこと

最後に、今後の福岡のマーケットにおける、3名の見解をお話いただきました。

谷脇氏:人口減少により雇用人口も減り、それは事業のチャンスを奪います。今のうちにフリーランスの活用を経験し、様々な意思決定のプロセスに慣れておくことで、いざというときにスピーディに動くことが出来ます。また、ランサーズのようなクラウドソーシングは、福岡に限らず人材を獲得できることもメリットです。

荻原:スタートアップの起業や、東京に本社を置く企業の福岡支店の進出が増え、福岡のWeb業界は盛り上がりを見せています。それと同時に、人材不足が加速する見込みです。福岡の盛り上がりは嬉しくあるものの、競争激化などの問題も出てきています。企業は情報収集や検討を行い、いくつかの手段から選択できる状態にあることで、問題に対して先手で対策を打つことができます。

久良木氏:今後の外部環境の変化に対応するには、まずは企業HPの見直しを。求職者は、企業HPを調べ、そのページを会社の顔として受け止めます。そのリニューアルプロジェクトからフリーランス人材を活用しても良いかもしれません。

その後の質疑応答や懇親の時間でも、参加者の方々が持つ課題についてディスカッションを行いました。外部環境が大きく変化していく中で、その変化を柔軟に受け止め、新しい手段を講じる重要性を強く感じるセミナーとなりました。

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