Buddy賞を取った喜びはアワードの日のみ。その先を見据えて今日も仕事に向き合う。ーBuddy賞受賞者 草野さんインタビュー
ギークスグループでは半期に一度、全社員が参加するギークスアワードにおいて、Buddy賞の授賞式が行われます。
Buddy賞とは、ギークスが大切にしている「挑戦・楽しむ・成長・感動」という仕事に臨む姿勢を体現し、「10の心得」を実践するなど、半期に最も活躍したメンバーに贈られる賞です。 社員投票をもとに選出されます。
今回は、2024年度上期のBuddy賞を受賞したIT人材事業本部 EP部 ユニット長の草野さんに話を聞きました。
人のことを指差す前に、自分のことを指差しましょう
草野:IT人材事業本部 EP部 /2023年 中途入社
ITフリーランスのキャリアアドバイザーとして、ITフリーランスが案件に参画するまでのサポートを行うEP部にてユニット長を務める。ユニットメンバー全体の数字管理やアクションに対する進捗管理を行う。
ーBuddy賞、受賞おめでとうございます!ギークスアワード当日、受賞者として名前を読み上げられた瞬間の率直な思いを教えてください。
私の直前に、同じEP部の小管さんがBuddy賞に選ばれていたので「今回、私は選ばれないかも」と少し油断していました。名前が呼ばれた時は、びっくりしたのが半分、嬉しかったのが半分というところが本音です。
中途入社して1年ほどなのですが、入社して数ヶ月は、まずは即戦力として貢献したい気持ちが強かったので、Buddy賞をあまり意識はしていなかったんです。ただ、前回の4月のアワードの際、EP部から誰も選出されず、中途入社のメンバーがそこまで選ばれていない印象もあって、取りたいという気持ちが段々と高まってきた上期でした。壇上に向かう時は嬉しさで溢れていましたね。
ー壇上のスピーチでは、感謝の気持ちとともに、中途入社だからこその観点からメッセージを発信していらっしゃいました。
壇上に立ったとき、自然といろいろな方々への感謝の気持ちが湧いてきて、まずは素直にその気持ちを伝えたいなと思いました。とはいえ、緊張していたので、伝えたいことがすべて伝えられたかどうかは少し自信がないですが(笑)。
また、私自身、他の企業や環境を経験してきたからこそ感じているギークスの良さ、そして、これが当たり前の環境ではないことをいつか伝えたいと思っていたので、今回をその機会としました。皆さんへ発信していく中で、この文化を作ってきた歴史、先輩の方々への感謝を忘れてはいけないという気持ちがさらに強くなりました。
ー草野さんの仕事に対するスタンスについてもお話しされていました。
「人のことを指差す前に、自分のことを指差しましょう」という話をしたんですが、これは私が大事にしているスタンスです。エンジニアの誰々がどうだとか、あの部署の誰々がどうだとかというより先に、自分に矢印を向けて考えようということで、自責の考え方に近いですね。この意識を全体が持てるようになると、目標に向かって一丸となれますし、結果的に互いの行動や意思を尊重する組織に成長できるのではないかと思っています。
壁にぶつかった時にも前向きな気持ちになれる言葉ですし、10の心得にプラスして、大事にしています。
ーBuddy賞受賞後に心境の変化などはありましたか。
今まで以上に、この会社のために貢献していきたい、自分発信で事業を大きく伸ばしていきたいという気持ちが強くなりました。また、下期はEP部のメンバーがBuddy賞を受賞できるように背中を押していきたいと思いますし、私自身も、連続受賞できるように取り組んでいきたいです。
先回りして早く動く習慣
ーここからは、草野さんの仕事について聞かせていただきたいと思います。現在の業務内容について教えてください。
現在はEP部のユニット長として、ユニットメンバー全体の数字管理や一人ひとりのアクションに対する進捗管理、EP部全体の目標達成に向けた施策の提案などを行っています。ユニット長となったことで、他部門との打ち合わせやそこで使う資料の作成など、今までとは違う業務も増えてきました。マネジメントの役割を担っていますが、元々は営業が好きなので、現場で営業をやりたいなと思う時がたまにあります。
また、ユニット長の仕事とは別で「GEECHS DIRECT」のプロジェクトにジョインしています。UI/UXの改善、業務フローの見直し・改善、これらに伴う現場メンバーに対する業務依頼や指示連絡などを行っています。
ー他部門との連携など、様々なメンバーと関わる機会が多いと思うのですが、気をつけていることなどはありますか。
10の心得にある「Speed! Speed! Speed!」にも通ずると思いますが、先回りして早く動くことは意識しています。これまでの自分のキャリアの中で染み付いたことだと思いますが、ギークスに入社して、本当に重要だと認識が深まりました。
こちら本位にならず、相手が何を求めているのか考えることも大切にしています。例えば、営業部からこういった情報が欲しいと言われる前に先に準備しておく、粒度高く連携しておく。視野や視座を高くして物事を見ることで、そういった動きができるのではないかと思っています。
ー仕事のやりがいを教えてください。
目標に向かって、全員が同じスタンスで取り組むことができるかどうか。メンバーそれぞれに個性や特性がある中で、一人ひとりに合わせたアドバイスを行い、メンバーの成果につなげていくことはやりがいです。
とはいっても、自分の考えを言語化して発信することは簡単ではないですし、無理強いすることでもありません。日々の会話の中で折り込んで、混ぜ込んで伝えていき、最終的にはメンバーの意識を同じ方向に揃えていくことはなかなか大変ですが、その難しさがやりがいなのかもしれません。
Buddy賞受賞で気づいた「モテる人間になる」を大切にしていた自分
ー仕事において大事にしている10の心得とその理由を教えてください。
先ほども「Speed! Speed! Speed!」についてお話ししましたし、以前、採用サイトのTALK SESSIONで取材いただいた時も、好きな10の心得として挙げていたんですが、最近、「モテる人間になる」を大事にしているかもしれないと気づいたんです。
Buddy賞は社員投票の結果によって決まりますが、他部門の方からも「投票したよ」という声をいくつも伺って、他部門との連携を自然と大切にしていたんだなと気づきました。実際、業務上の連携においても、何かあればすぐに連絡しますという声をいただけるようにもなりました。
10の心得は率直にいいものだな、自分のあり方を示す指標だなと感じています。これまでのキャリアの中で自分が学んできたことや大切だなと感じてきたことを言語化、型化してくれているイメージです。やるべきこと、生かせるところが明確になる「10の心得」は、ギークスの良さであり、強みですね。
ー先ほどお話しいただいた「人のことを指差す前に、自分のことを指差しましょう」も10の心得と並ぶほど、分かりやすく、本質的なスタンスだと思います。
先ほど話した「自分に指を差す」ことは大前提にあるスタンスです。
また、一つひとつの仕事において「誰一人欠けてはいけない」「自分だけでやったということはない」という意識も大切にしています。
物事の捉え方にも近いんですが、例えば自分が担当しているエンジニアに案件参画の依頼があった時、「依頼を獲得できました!」と考えるか、「依頼をいただき、ありがとうございます!」と考えるかによって、仕事に対する向き合い方が変わると思うんです。この依頼に至るまでにどれだけの人が関わってきたのか、その認識ひとつで、責任感や真摯さが変わってくるので、このスタンスも大切にしています。
ー一方で、今のご自身を客観的に見て、強化・改善したいポイントなどはありますか。
先ほどの「モテる人間になる」を大事にしていたことに気づいた話もそうなのですが、自分がやってきたことや大事に思っていることをなかなか言語化できないんです。
直感的に動くタイプでもありますし、営業ってそういうものだと思って、無意識でやってきたことも多いので、メンバーの課題や成長状況に合わせて、どのように伝えるといいのか、難しさを感じることも多いんです。メンバーの成果を支援することが私自身の現在の役割でもあるので、ここは改善したいですね。
ーでは最後に、2024年度下期、そしてその先の目標を教えてください。
下期はまず、成果目標の達成を必ず実現したいと思っています。また、EP部全体を動かしていくこと、他部門などを巻き込んで成果と成長を生み出していくことが自分の役割だと思っているので、役割を果たすことも目標ですね。
中期的なところでいうと、自身の役職を上げていき、会社を大きく成長させたい。これに尽きます。ギークスの業界内での立ち位置、事業規模、数字的な部分と知名度の部分と様々な角度から企業成長に貢献していきたいです。
Buddy賞を受賞できたことは嬉しかったですが、それは過去のこととして、目標達成に向けて、目の前の仕事に取り組んでいきたいと思っています。下期のBuddy賞を掴み取る機会があると思っていますし、その先のBest of Buddy賞も目指して、日々、頑張っていきたいですね。
ーありがとうございました!
中途でギークスに入社したからこそ、こういったインタビューの機会で、ギークスの良さや強みを発信していきたいと語ってくれた草野さん。その先には、ギークスの事業成長とそこに貢献している自分の姿が明確に描かれていました。
改めて、Buddy賞受賞おめでとうございます。今後の益々の活躍を期待しています!