尊敬する上司の背中を追いかけてーBuddy賞受賞者池田インタビュー
ギークスグループでは半期に一度、全社員が参加するギークスアワードにおいて、Buddy賞の授賞式が行われます。
Buddy賞とは「挑戦」「楽しむ」「成長」のギークスサイクルを体現し、ギークスのメンバーの行動指針でもある「10の心得」を実践するなど、最も活躍したメンバーに贈られる賞です。社員投票をもとに選出されます。
今回は、2022年度下期のBuddy賞を受賞した経営管理本部 経理財務部の池田に話を聞きました。
Buddy賞受賞は恩返し
池田:経営管理本部 経理財務部/ 2021年中途入社。日々の入出金管理や月次決算、ギークスグループの連結決算を担当。相手を思いやる姿勢を持ち、丁寧かつ正確に業務を遂行することから、部署内外問わずメンバーから頼られる存在。平和に楽しく働くことを心がけている。
まずは池田に、Buddy賞に選出された率直な気持ちやアワード当日の心模様について、話を聞きました。
ーBuddy賞受賞おめでとうございます!受賞を知ったときの率直な気持ちを教えてください。
2022年度下期の経理財務部、ひいてはギークスにとっての大きなトピックスはローンチ社のM&Aでした。Buddy賞を受賞するのはそのプロジェクトに携わった先輩だと思っていたので、どうして私なのだろうという気持ちでした。
発表後に、その先輩からも「おめでとう」と声をかけていただいたのですが、受賞は先輩がふさわしいのではないかという気持ちが心の中にずっとありました。
ー予想外の受賞とのことですが、池田さんにとって2022年下期はどんな半年だったのでしょうか。
とにかく忙しかったです・・・!通常は部長と先輩と私とで三人で行っていた業務を、M&Aプロジェクトが佳境を迎えたことで私一人で対応することになりました。不安もありましたが、やるしかないと腹を括って業務に臨んでいました。また、監査法人の方から届いた部長や先輩宛の業務依頼なども、できることはなるべく自分が対応しようと心がけていました。
ー投票コメントでは、そうした思いやりに満ちたスタンスや、常にポジティブかつ冷静な仕事ぶりが評価をされていましたね。では、アワードでステージに登壇した時の思いを教えてください。
アワードの会場でメンバーのみんなに「池田さんに投票したんだよ」と声をかけてもらったことで、やっと受賞の実感と喜びがじわじわと湧いてきました。
そして、経理財務部 部長の鈴木さんからお祝いコメントをいただけたことが本当に嬉しかったです。鈴木さんは普段からメンバーをとてもよく見てくれていて、頑張ったらしっかり褒めてくれる人なのですが、登壇時のお祝いコメントは「そんなふうに私は見られているんだ」と新鮮な気持ちにもなりました。
以前、鈴木さんに「経理財務部のメンバーにBuddy賞を獲って欲しいと思っている」と言われたことがありました。その時は、「経理は事業部の皆さんのように売り上げに貢献したり、大きな成果を出すような仕事じゃないのにBuddy賞なんて獲れるのかな。淡々とした業務をどうやって評価してもらえるんだろう」と思っていました。
でも実際に受賞できて、「自分のチームから受賞者が出て嬉しい」と鈴木さんがおっしゃっているのを聞いて、恩返しができてよかったと心から思いました。
ーBuddy賞を受賞して、仕事に対する気持ちの変化などはありましたか。
受賞をして燃え尽きたと思われるのは嫌なので、いい意味で今まで通りの自分でいたいです。決して能力が高いとは思っておらず、そこは今後高めていかなければいけませんが、評価していただいたポジティブさや思いやりは、これからも変わらず持ち続けていこうと思っています。
前職と真逆の環境に飛び込んだことで得た力
ー改めてギークスへの入社経緯を教えてください。
前職の不動産会社には新卒から8年間勤めました。元々経理希望で入社をしたのですが、最初は営業からスタートして、社内公募で経理に異動しました。とても尊敬する上司のもとで働くことができ、仕事にやりがいを感じる日々でした。会社の状況が変化し、いろいろと悩んだのですが、これを機に新たな環境でチャレンジをしようと決め、選んだのがギークスです。
ギークスに決めた理由は、第一は鈴木さんの存在です。面接で話した時に感じた穏やかな人柄がとても魅力的でした。また、前職は創業して40年ほどの会社だったこともあり、上司は自分の父親かそれ以上離れた年齢の方ばかりだったので、30代後半で部長を務める鈴木さんにとても興味を持ちました。きっととても仕事ができる方なのだろうな、そしてこの人のもとでなら多くを学び、楽しみながら仕事ができそうだと強く感じたんです。
入社後に鈴木さんにその話をしても「またまた〜」と信じてくれませんが(笑)。
また、ギークスの企業規模やサービスも魅力でした。前職の不動産会社は数多くのグループ会社を有する大企業で、経理の人数が多く、仕事も細分化されており、一部分しか携わることができませんでした。一方、ギークスでは、IT人材事業を主軸に複数の事業を展開しており、経理は1社1担当制で1つの会社の経理業務に幅広く対応します。前職と真逆と言えるようなこの環境で経理業務を一通り対応できるようになったら、自分の成長につながるかもしれないと思い、入社を決めました。
ーギークスに入社してから感じたご自身の変化はありますか。
察して動く力がついたと思います。自分の業務範囲が広いことで、見える範囲がぐっと広がりました。どの事業部がどのようなフローを経てどんなふうにお金を使っているのか。自分がやっている仕事が誰のどんな作業に必要なことで、それがなければどの仕事が動かなくなるのか。そうなると監査法人からこんな連絡が来るだろうな。そんなふうに業務の流れが理解できるようになったことで、先回りして動く力がつきました。
自分らしさを忘れず、上司の背中を追いかけたい
最後に、池田が仕事において大切にしている考え方やスタンスについて伺いました。
ーBuddy賞は「10の心得」の実践も評価対象のひとつとなっています。池田さんが好きな「10の心得」とその理由をお聞かせください。
「遊ぶも全力」が好きですね。下期は本当に忙しく大変だったのですが、そんな中でも評価していただいた思いやりやポジティブさを持ち続けられたのは、経営管理本部の仲間と全力で遊びを楽しむ時間を持てたからです。
仕事終わりにファミレスで他愛もない話をしたり、ディズニーランドで閉園まで遊び尽くしたり、本当にたくさん遊びました(笑)!私の仕事を近くで見てくれている、心が許せる仲間の存在はとても貴重です。全力で遊ぶことで、仕事にも全力で臨めたと思います。
ーでは最後に、池田さんが思い描くキャリア像について教えてください。
鈴木さんのように穏やかで、仕事ができる経理になりたいです。そのために何をしなくてはいけないのかという正解の道は正直まだわかっていません。自分らしさを大切にしながら、目の前の業務にしっかり対応して愚直に頑張っていくことで、近づいていけたらなと思っています。
ーありがとうございました!
1つ1つの質問に対して言葉をじっくり選びながら、にこやかに応えてくれた池田さん。芯が強い中にも、経営管理本部にポジティブな影響を与えているであろう、ぽかぽかした温かい空気感を感じたインタビューでした。改めて、Buddy賞受賞おめでとうございます。これからのますますのご活躍を期待しています!