「地方からギークスを広める!」という熱い想い ーBuddy賞受賞者 新井インタビュー
ギークスグループでは半期に一度、全社員が参加するギークスアワードにおいて、Buddy賞の授賞式が行われます。
Buddy賞とは「挑戦」「楽しむ」「成長」のギークスサイクルを体現し、ギークスのメンバーの行動指針でもある「10の心得」を実践するなど、最も活躍したメンバーに贈られる賞です。社員投票をもとに選出されます。
今回は、2022年度下期のBuddy賞を受賞したIT人材事業本部 地方営業部 福岡支店 リーダーの新井に話を聞きました。
入社以来、想い続けていた「Buddy賞」
新井:IT人材事業本部 地方営業部 福岡支店リーダー/2019年中途入社。営業・EP・CSという3つのポジションを横断した活動を進めながら、広島エリアの数値形成にこだわる。ビジネスの場である以前に人と人であることを忘れない、頼り・頼られる関係の構築を大切に、率先垂範型のリーダーとして業績に寄与している。
まずは新井に、Buddy賞に選出された率直な気持ちやアワード当日の心模様について、話を聞きました。
ーBuddy賞受賞おめでとうございます!受賞を知ったときの率直な気持ちを教えてください。
「絶対に俺だろうって思ってました!」と言えたらカッコいいんですけど、正直言って思っていませんでした。福岡支店でリーダーを任せていただいていることもあり、Buddy賞はメンバーが選ばれるものだと感じていた節もあって、びっくりしました。
広島エリアの新規開拓が受賞できた理由のひとつかなと思っているのですが、これはやりたくてやっていたこと。まさか、それがBuddy賞につながるなんて。人生、何が起きるかわかりませんね。でも、入社以来、取りたいと思い続けていたので、素直に嬉しかったですね。
ー「悲願の受賞」といっても過言ではないと思うんですが、アワード当日、壇上に立ったときの気持ちを教えてください。
「一緒に走ってきてくれてありがとう」って、福岡のメンバーに対する感謝の気持ちばかりが浮かんできましたね。この気持ちをどう伝えようか、会社のみんなにどんな言葉を残せるだろうかと、いろいろな想いが溢れてきました。地方からBuddy賞に選ばれるなんてなかなかないことですし、壇上に立つ機会を大切にしたいなと思っていました。
私の場合、受賞した実感がなかったのか、当日の昼くらいになってやっと「今日、アワードだな、何を話そうかな」という気持ちになったんですよね。用意したものを読むのではなく、自分に降りてきた言葉を素直に話そうと臨めたのもよかったかもしれません。
ーBuddy賞を受賞して、仕事に対する気持ちの変化などはありましたか。
Buddy賞を取ったのに、という「のに」が付かないようにしないといけないなと感じました。この枕詞は悪いときにしか使われません。周りからそう言われないように、結果や実績、振る舞いやスタンス、自分のアウトプット一つひとつに今まで以上に責任を持たなくてはいけないなと気が引き締まりました。
あとはやっぱり福岡のメンバーから来期もBuddy賞を取ってほしいなという気持ちが強くなりましたね。2期連続で誰か受賞してほしい。そのために、自分ができることはすべてやろうという意識も強くなりました。
広島エリアの新規開拓への熱量
地方営業部 部長の芳賀とともに地方開拓を進めてきた新井。福岡支店のメンバーのマネジメントと新規エリアの開拓という、いわば「二足のわらじ」で主に西日本を駆け回りました。
ー先ほどBuddy賞受賞の背景として「広島エリアの開拓」を挙げていましたが、どういった流れで「広島」と出会い、新規開拓を進めていったのでしょうか。
働き方の新しい「当たり前」をつくるという事業ミッションは、地方に浸透してこそ「当たり前」になると思っていて、それが私自身のモチベーションなんです。
ITフリーランスという働き方をどれだけ地方に広げていけるかという観点であらゆるエリアを探し、広島を見つけました。福岡支店から近いから選択したと思われるかもしれないのですが、そうではありません。
自治体の熱気といいますか、創業支援・企業誘致・移住推進などへの本気度合いは、地方開拓営業を進めていくと向こうから感じてくるものなんです。自治体主導のイベントを数多く実施し、IT推進を能動的に展開しているなどの側面から、ここだと決めました。
自治体の方々からの協力を仰ぐことができたことも幸運でしたが、企業に対するいわば「泥臭い営業活動」も進め、ITフリーランスの活用を啓蒙し、実績を作っていくことができました。実は、ギークスのサービスを活用いただいたお客様が「フリーランスっていいよ!試してみなよ!」と仲の良い方々にお伝えしてくださっていたみたいで、そういった声が後押ししてくれた部分も大きいです。地方ならではの広がり方かもしれませんね。
ー「IT人材不足」という社会課題を解決することがギークスの役割でもありますが、やはり地方でも根強い問題として横たわっているんですか。
「IT人材不足」という課題を抱えている企業に地域差はないと思えるほど、どの地域の企業も同じ悩みを抱えていらっしゃいます。そもそも、労働年齢人口の減少に直面している地域がほとんどです。フリーランスの活用・フルリモートワーク・地域を超えたクロスマッチングなどを通じて、私たちが課題解決の先行モデルを提供していかなくてはいけないですね。
ー新井さんは福岡出身で、福岡支店勤務。先ほど仕事へのモチベーションのお話もありましたが、「地域への想い」がとても強い印象を受けます。
「東京で一旗あげる」という言葉を地方にいると耳にすることがあります。私自身の天邪鬼な部分なのかもしれませんが、「東京じゃなきゃダメなの?」と思ってしまうんですよね。福岡でも広島でも熊本でも愛媛でも一旗上げられるんじゃないの?と。
ただ、そう言ってしまう背景のひとつに「人材」の問題があると思います。
幸いにも、私は、ITフリーランスの活用を世の中に広げていく仕事をしていて、人材の問題に対しては、フリーランスの活用、新しい働き方の啓蒙という解決策を提示できる状態にあります。地方から日本へ、そして世界へと進出していくうねりを作り出すためにも、この仕事で結果を残していかなくてはいけないと思っています。
「想いを語る」有言実行の大切さ
最後に、新井が仕事において大切にしている考え方やスタンス、そして今後の目標について伺いました。
ーBuddy賞は「10の心得」の実践も評価対象のひとつとなっています。新井さんが大事にしている「10の心得」とその理由をお聞かせください。
※「10の心得」…ギークスグループの社員全員が大切にしている価値基準
「想いを語る」ですね。語っていいのであれば好きなだけ語ろう!という気持ちでいるくらいです。広島エリアの開拓も全力でその想いを伝えました。私は言ったことしか叶わない、言ったからこその責任が成果につながると信じています。
また、「想いを語る」はメンバーに対しても同じだと思っていて、時には厳しいことも言わなくてはいけませんが、言わなくては伝わらないことも事実です。
リーダーの仕事のひとつに「頼れるメンバーを育てること」があると考えていますが、何が得意で、今どのような状況で、何を頼めるのか、その現状把握と連携強化にはコミュニケーションが欠かせませんし、私自身から関わっていかなくては何も分かりません。待っていても時間が過ぎ去るだけですし、自分から伝えていくというアクションはマネジメントにおいても大切ですよね。
ー最後に、今後の新井さんの目標を教えてください。
今期は、部長の芳賀とともに「第2の広島エリア」を作る動きを求められています。今は東京・大阪・福岡・名古屋に拠点があり、広島もそのひとつに加われるかどうかというところ。この実績を活かして、新たな拠点を立ち上げられるようなエリアを作っていきたいです。
日本全国の企業がギークスを知っていて、津々浦々にギークスのメンバーがいるという状態になれば、私の想いが現実化できるのかなと考えています。そのために、目の前の仕事に精を出していきたいですね。
ーありがとうございました!
地方からギークスを前進させていくという熱い想いが詰まった、新井さんの仕事に対する強い意思が伝わってくるインタビューでした。改めて、Buddy賞受賞おめでとうございます。これからのますますのご活躍を期待しています!