好奇心のアンテナを張り巡らせ、臆することなく飛び込んでいくーBuddy賞受賞者Mitsuyamaインタビュー
ギークスグループでは半期に一度、全社員が参加するギークスアワードにおいて、Buddy賞の授賞式が行われます。
Buddy賞とは「挑戦」「楽しむ」「成長」のギークスサイクルを体現し、ギークスのメンバーの行動指針でもある「10の心得」を実践するなど、最も活躍したメンバーに贈られる賞です。社員投票をもとに選出されます。
今回は、2022年度上期のBuddy賞を受賞したIT人材事業本部のMitsuyamaに話を聞きました。
一人では獲れなかったBuddy賞。登壇して伝えたかった事とは
Mitsuyama
2021年中途入社。前職は大手コーヒーチェーンにて新業態に所属し、顧客向けのイベント企画・運営等を担当。ギークス入社後は営業部に所属し、クライアント企業へのITフリーランスの紹介に従事。2022年1月に採用チームに異動。IT人材事業本部の中途採用担当として、採用計画に対して、採用戦略の設計、エージェント開拓、母集団の形成、選考対応、内定・入社対応、オンボーディングなど、採用業務全般に携わる。
まずはMitsuyamaに、Buddy賞に選出された率直な気持ちやアワード当日の心模様について、話を聞きました。
ー受賞おめでとうございます！Buddy賞受賞を知ったときの率直な気持ちを教えてください。
まさか選ばれると思っていなかったので本当に驚きました。採用業務は、現場で働くメンバーからはなかなか見えづらい仕事だと思うので、自分がやってきた仕事を周りのメンバーが評価してくれたのだと思うと嬉しかったですね。
オンライン受賞者発表会の日はリモートワークだったので、1人で家で視聴して静かに驚きました(笑)。発表後に、社内チャットツールでたくさんのお祝いの言葉をもらえて、嬉しさをかみしめていました。
ー社員投票では細やかな気遣いや丁寧な仕事ぶり、既存の方法に捉われずに積極的に新しい施策の提案を行う前向きな姿勢などを支持するコメントが多かったと聞きました。振り返ってみて、2022年度上期はどのような半年でしたか？
中途採用担当として、とにかく走り続けた半年でした。中期経営計画「G100」の達成に向けて、IT人材事業本部はこれまでのITフリーランスの支援実績やノウハウを基に、新たな仕組みやサービスを創造しようという転換期を迎えています。この組織を一緒に盛り上げてくださる新たな仲間を採用するために何をすべきかを考え、実行するというサイクルを回し続けました。
また、コミュニケーションを取る相手が変わった変化のタイミングでもありました。前期(2021年度下期)の途中までは営業部で仕事をしており、部門のメンバーやITフリーランスの方、クライアント企業の方とやりとりをすることがほとんどでした。しかし今期は採用担当として各部門の部長やリーダー、エージェントや求職者の方など、コミュニケーションの相手ががらっと変わりました。
もともと、人に対しての興味・関心が高く、環境変化を好むタイプなので、こういった変化を楽しんでいたと思います。
ーギークスアワード当日、受賞者としてステージに登壇した時の気持ちを教えてください。
先ほど申し上げた通り採用業務は連携する方が多く、一人で完結できる仕事ではありません。だからこそ、Buddy賞は私一人の力で受賞したのではなく、関わってくださった皆さんのおかげだと思っています。登壇した時には、お世話になった方々への感謝の気持ちが溢れましたね。
チームメンバーのGomiさんからお祝いコメントを伝えてもらったときは、思わず泣いてしまいました。Gomiさんは新卒、私は中途採用とそれぞれ違う領域を担当しており、共に相談しながら助け合ってきた関係だからこそ、一番近くで走り続けた方からの言葉はとても納得感があり、称えてくれた気持ちが嬉しく、「この半年間走り続けて良かった」と思えました。
また、全社員が視聴しているギークスアワードは、採用を知ってもらうための良い機会でした。ギークスに在籍している皆さんが採用に興味を持ってくれたら、リファラル採用やより良い組織をつくるきっかけになるとこの半年ずっと思っていたので、それを伝えたいという気持ちでスピーチをしました。緊張していて何を言ったかあまり覚えていませんが（笑）。上手く伝えられていたらいいなと思っています。
業界も職種も新しいチャレンジの連続。その背景や想い
大手コーヒーチェーンで約4年間働き、昨年に転職してきたMitsuyama。これまでのキャリアや現在の業務について聞きました。
ーここからはMitsuyamaさん自身のことを伺います。前職は大手コーヒーチェーン勤務と聞きましたが、その背景を教えてください。
大学時代にアルバイトをしていたことがきっかけです。その会社は、従業員数が約4万人という非常に大規模な組織でしたが、ミッション・ビジョン・バリューがしっかりと浸透していることを学生時代から体感していました。
一人ひとりがそのミッションやバリューに共感し、自分なりの解釈を加え、日々の仕事に反映している。大規模な会社が全従業員にミッションやバリューをどのように浸透させ、こんな素敵な組織創りを行っているのかが純粋に気になって好奇心から入社を決めました。
関西出身なので関西の店舗に勤めていたのですが、東京で新業態の部署が立ち上がるという話を聞き、手を挙げて上京しました。知らない土地で、かつ何をするかも具体的にわからない状況での異動でしたが、新たなチャレンジには不安よりわくわくした気持ちが勝っていましたね。
ーギークスに入社を決めた理由を教えてください。
新業態の店舗で0から1を創り出す経験ができ、「やりきった」と思えたタイミングに転職を考えるようになりました。次は何にチャレンジしようかと思案し、これまでの経験を棚卸した時に、人材開発や人材育成だと思ったんです。少しだけそういった業務に携わったことがあり、組織の成長に大きく貢献できる業務にやりがいを見出していました。
また、前職は非常に良い会社だったのですが、規模が大きいがゆえ、自分が携われる業務範囲がある程度決められていて、何かアクションを起こそうと思っても、確認する部署が多く、スピードが遅いことにはもどかしさを感じていました。
「裁量が大きい」「スピードが速い」といった自分が成長できる環境に行きたい、人材分野に携わりたいという気持ちで転職活動をしていた中で出会ったのがギークスでした。
「10の心得」を軸に、入社年次関係なくしっかり評価してもらえること、スピード感持って仕事をしている人が評価されることを聞き、求めていた環境と一致していると感じて入社を決めました。
ー入社後は営業部でクライアントセールスを経験し、5か月後には採用担当にジョブチェンジ。目まぐるしい日々だったと思います。
IT業界未経験での入社でしたが、クライアントセールスとして企業やITフリーランスの成長をサポートする仕事はとてもやりがいのある面白いものでした。採用の場面では、業務内容や現場の雰囲気などを必ず質問されるのですが、営業部での自分の経験を、自分の言葉で話せるので本当に経験してよかったですし、必要なことだったと思います。
採用担当への異動の話を受けたときは、自分がもともと興味のあった仕事なので嬉しかったですね。事業戦略上、採用規模を拡大し、ターゲットも変えていこうというタイミングの異動だったので、業務のキャッチアップと並行して採用計画を策定し、その達成に向けてエージェントさんの連携を増やし、採用チャネルを増やして…と異動直後からなかなかのスピード感で駆け抜けました。振り返ると結構大変でしたね(笑)。
何をすべきかを自分で考え、新たな取り組みにも積極的にチャレンジできる環境はとてもやりがいがあります。組織や事業をより拡大していこうというタイミングで、採用担当として組織貢献ができることにやりがいを感じますし、得られる経験値も高いと思います。
好奇心をもって、楽しむ気持ちを大切に
Buddy賞はギークスの行動指針でもある「10の心得」を実践している姿も評価基準のひとつとなっています。最後に「10の心得」にまつわる話を聞きながら、Mitsuyamaさんが思い描く未来について語っていただきました。
ーMitsuyamaさんが一番好きな、自分が大切にしている「10の心得」を教えてください。
「年中無休の好奇心」です。弊社の選考を受けてくださる候補者の方にとって、最初の接点になることが多く、業務内容や職場環境のことを、自分の言葉でポジティブにお伝えするように意識しています。そのために、何事にも高いアンテナを張って周りに興味を持ち理解を深めようとする姿勢や、目標達成のために何をすべきかを探求心をもって考え、新たなチャレンジでも楽しみながら仕事をする姿勢を大切にしています。
「自分が新たに興味が持てるものがないかな」と考えながら情報収集をするのが好きなので、週末はよく書店で本を探して読んでいます。
ー「10の心得」に限らず、仕事で大切にしていることはありますか？
「原点思考」と「スピード」です。物事の目的や背景を念頭に置き、速いスピードを意識して業務を行うことを、目標達成や関わる方々との信頼関係構築のために大切にしています。
また、新しいチャレンジを続けていくことが好きな反面、過去の振り返りが苦手だったので、自分の課題発見のためにも意識して行うようになりました。候補者の方の最終選考の結果を踏まえてエージェントさんと振り返りを行ったり、面接の場で話した自分の言葉をメモして改善点を見つけることなどをしています。
ーご自身の成長に限界を設けず、好奇心と探求心をもって仕事に臨まれているんですね。それでは最後にMitsuyamaさんの下期の目標、そしてこの先の未来をどのように描いているか、最後に教えてください。
下期は組織や事業拡大の力になってくださる未来の仲間を採用することによりコミットしていきたいと考えています。より多くの方にギークスを知って興味を持っていただくために何ができるかを意識して行動していきたいです。
今後は人事としてのキャリアを高め、将来的にはより組織に貢献できるようになりたいと考えています。理想の人物像になるために今が頑張り時と捉えて、チャレンジを続けていければと考えています。
ありがとうございました！
笑顔が素敵で快活な印象のMitsuyamaさん。自分なりの信念や軸をしっかりと持ち、困難な挑戦を楽しみながら乗り越えてきた強さと周りへの気配りや優しさが、そうした印象を与えるのだと実感したインタビューでした。
改めて、受賞おめでとうございます。これからのますますのご活躍を期待しています！
